ぐるっと流山 西深井福祉会館で「高齢者食事会」

ページ番号6910 更新日 平成22年11月11日

手づくり野菜のとん汁と演芸の楽しいひととき  新川北部地区社協が「高齢者食事会」

とん汁に舌鼓の様子の写真

 11月7日(日曜日)、西深井福祉会館で、新川北部地区社会福祉協議会(吉田文男会長)主催による「高齢者昼食会」が開催されました。地域の80歳以上の高齢者宅をお訪ねして案内状を手渡したもので、当日は51人の高齢者が参加されました。毎年好評の、手づくりけんちん汁がことしも振る舞われ、皆さんに大好評でおかわりされる方もいらっしゃいました。これは、ボランティア25人が家庭菜園で育てた新鮮採りたて野菜を持ち寄って手づくりしたものです。


酒井さんのハーモニカ演奏の写真

 食事の後は、東深井にお住まいの酒井徳英さんのハーモニカ演奏「ふるさと」「七つの子」「赤とんぼ」「富士の山」などにあわせての合唱を楽しみました。続いては真和ともの会の皆さんによる、「九十九里木遣り大漁節」「花笠音頭」ほかを鑑賞、またご指導されている名取の雅優都貴さんの踊り「九州よかとこ」も披露され、会場は楽しい雰囲気で湧きました。


村田澄子さんの「青葉之笛」の写真

 次は、真和にお住まいのご夫婦による詩吟が披露されました。村田重夫さん「青春(抄)」、澄子さんの「青葉之笛(松口月城)」です。
~青葉之笛~
「一の谷の軍営 遂に支えず 平家の末路 人をして悲しましむ 戦雲 収まる処 残月あり 塞上 笛は哀し 吹きしものはだれぞ」


真和ともの会の皆さんの写真

 悲しげな内容を、謡い、内容を説明してまた謡うという演出に、みなさん感動していました。さらに、真和にお住まいで紙芝居のボランテイアをされている岡しげさんによる「たべられたやまんば」の紙芝居が続きます。演劇経験をいかした抑揚のある語りで、会場の皆さんをひきつけていました。


紙芝居の写真

 「多彩な出し物のあとには、毎年恒例の豆つかみゲームで楽しみました。最後、司会者からの「ハーモンカのアンコールをお願いしたいと思います、何がいいですか?」との問いに、会場からは一斉に「青葉の笛」と言う声。突然のアンコールに答える酒井さん、そして演奏に合わせて口ずさむ会場の皆さん。高齢者の方たちにとって「青葉の笛」は、小学校唱歌として思い出深い曲だったようです。


楽しいムードで盛り上がった様子の写真

 この日の会は、地域の方が出演者であり参加者、というアットホームな会となりました。参加者からは「盛りだくさんの内容で楽しかった」「1人暮らしなので年に1度みんなで食べるけんちん汁は楽しみなんです」といった感想が聞かれました。


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