ぐるっと流山 森の図書館親子でネイチャーゲーム

ページ番号6902 更新日 平成22年11月15日

 第13回森の学校「森と遊ぼう!」  ~親子で楽しむネイチャ-ゲーム~

「親子で森と遊ぼう!」の写真

 11月13日(土曜日)、第13回森の学校「森と遊ぼう!」が開催され、流山北小、流山小、江戸川台小のほか柏からの参加も合わせ、16家族43人の親子が参加しました。参加した皆さんは、おだやかな秋の日差しの中、森と親しむネイチャーゲームを体験しました。ネイチャーゲーム体験は、昨年の4月以来2回目、落ち葉の季節では初めての開催です。


森林インストラクター・風見さんの写真

 はじめは森の図書館内でオリエンテーション。この日森の案内人を務めてくださる風見信昭さんは、市内に3人しかいない森林インストラクターです。「森とは?木と木で林ですね。では木が3本で森では7本では?…正解はジャングルです」と笑いを交えながら、里山やネイチャーゲームに関する説明がはじまります。楮の葉を使って、お金に換えるマジックも披露され、参加者は楽しみながら森に出て之学習に期待を膨らませていました。


暖かい森でのびのびと遊ぶ様子の写真

 「ネイチャーゲームとは、さまざまな感覚を使って自然を直接体験し、自然と自らは一体であることに気づくことです」と風見さん。葉っぱや木、林に関心をもったところで、いよいよ森に移動です。紅葉の始まったこの森は、図書館に隣接した東深井地区公園。落ち葉を踏みしめながら移動しました。


色々なタネを紹介している写真

 まず、ドングリころころの歌に合わせたゲームでストレッチ体操をし、ウオーミングアップから。それから、「音いくつ?」ゲームでは、目を閉じて耳を澄まして音を数えることにより、自然の中から聞こえる落ち葉を踏みしめる音、枯れ葉の落ちる音、鳥の鳴き声、また心地よい音と嫌な音などの違いを感じ取り、森の静寂さに気づくことができます。


身体を使って学習している写真

 次は「ジャンケン葉(パー)」ゲームです。いろいろな葉っぱを集め、葉っぱ同士でじゃんけんをすることで、「1番長い葉っぱ」「1番黄色い葉っぱ」「ギザギザのある葉っぱ」など葉っぱの特徴を注意深く観察することができました。「タネとばし」では、森にはどんなタネがあるかを森の案内人が集めた珍しいタネを見せてもらいながら学びました。紙で作ったタネがどんな飛び方をして地上に広がるかを学習しました。


カメラゲームの写真

 親子が写真家とカメラになりきる「カメラゲーム」では、ペアであちこちを観察しながら自然の一瞬の美しさや面白さを発見しました。他にも、こうもりと蛾になりきる実習で、「食う」「食われる」という自然界のしくみを身体を使って学習しました。この付近や利根運河あたりでは夕方、コウモリの姿をよく見かけます。コウモリは、生きるために1日500匹の蛾や蚊を食べるそうです。


いろんな葉っぱの写真

 帰りには、図書館館内に展示してある「もりへいこう!」のコーナーにに立ち寄る方が多く見られました。参加したお母さんは、「とても暖かい1日を、森の中で気持ちよく過ごせました。自然が遊び場所になるんですね」「道具がなくても、こんなにいろいろな遊びができるんですね」といった声が聞かれ、お父さんからは「あまり体を使って娘と遊ぶことがなく、久し振りに一緒に遊ぶことができました」とにこやかに話してくださいました。


近隣の自然について理解する様子の写真

 子どもたちからは、「とっても楽しかった」「ジャンケンパーが楽しかった。私は負けたけど、ママは一番でした」「森の色々なことが風見先生のおかげでよく分かりました」などの感想が聞かれました。当日はJCNコアラ葛飾の取材もあり、16日(火曜日)、午後6時からのデイリーニュースで放送される予定です。放送後は同社ホームページ「BBコアラ」でも閲覧できます。

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