ぐるっと流山 餅つきDeグルメ

ページ番号6890 更新日 平成22年12月13日

つきたての餅を無料で振る舞う 力士も回し姿で参加

回し姿で餅つき

 12月11日、おおたかの森駅前の南口都市広場で「餅つきDeグルメ」が行われました。臼と杵でつかれたお餅を無料で振る舞うもので、用意した1,000食分以上のお餅は3時間ほどで全て配られました。ゲストとして佐渡ケ獄部屋の力士も回し姿で餅つきに参加。大きな体で力強く杵を振り下ろし、会場を沸かせました。


力強いパフォーマンスに会場はくぎ付け

 この日用意した餅は、もち米をついたままの白い餅に、きなこ、あんこ、辛味大根をかけたものと、ヨモギ餅の4種類です。使用したもち米は60キログラムで、1,000食分以上です。男性陣がついた餅を、自治会の婦人部の方たちが手早く食べやすい大きさに分け、味付けをして、次々と参加者に振る舞っていきました。餅を求める方の行列は数十メートルも続き、餅をついては出してと大忙しで、自治会の皆さんは嬉しい悲鳴を上げていました。


体は大きくても手は器用

 餅つきに参加した力士は、佐渡ケ獄部屋の琴弥山(ことみせん)と琴仁成(ことにんせい)。琴仁成は開口一番「寒くないですよ」と笑いを誘いました。手に持つとずっしりと重さが伝わる杵ですが、二人は軽々と持ち上げ、「よいしょ、よいしょ」の掛け声とともに、テンポよく餅をついていきます。部屋では、餅つきが毎年恒例の行事となっていて、餅つきは慣れているそうです。ついた餅を食べやすい大きさにとり分ける作業にも二人は参加していましたが、その大きな体に似合わず、ぽんぽんと器用に餅をとり分けていました。


力士にだって負けてません

 運営の中心は西初石6丁目自治会ですが、近くの自治会の方も多数協力していました。力士に勝るとも劣らないつきっぷりを見せてくれた西初石5丁目第2自治会の稲葉壽倫さんもその一人で、何十年も餅をついているベテランです。「臼でついた餅はなかなか食べる機会も少なくなった。子どもたちにはそれを見てほしいし、大人には故郷のことを思い出してほしい。また餅つきを通して、皆さん親睦を深めてほしい」との思いで、毎年餅をついています。


ぺったんぺったん

 大人用の杵とは別に、小さな子ども用の杵も用意されていて、希望する子どもたちは、自分たちで餅をつくこともできました。餅をつくのは初めての子どもが多く、自治会の方に側で見守られながら、初めての餅つきを経験していました。小さな子ども用の杵とはいえ、子どもによっては、まだ一人では持つのは簡単でない子どももなかにはいます。そういう子どもは杵を大人と一緒に手にして餅をつき、一人で持てる子どもは、勢いよく力いっぱいに杵を振り下ろしていました。


ステージも盛り上がりました

 イベントの開催を広報紙で知った30代の田中さんご夫婦(東初石)は、ベビーカーに乗った小さな子ども連れて参加しました。「つきたての餅が食べたくて参加した。やはり、つきたては柔らかくておいしい」と満足そうに餅をほおばりました。また、会場では餅つきだけでなく、広場に特設ステージが用意され、創作エイサーや少林寺拳法の演舞、また沖縄民謡などが披露されました。つきたての餅を食べる参加者の目を楽しませ、イベントに一層の華やかさを与えていました。


餅を求める方で長蛇の列

 おおたかの森駅前では12月18日(土曜日)に、今年度最後の森のマルシェを開催します。今回はスープ特集です。おおたかの森駅前ではイルミネーションも開催中ですので、暖かなスープで体をほかほかにしたあとに、幻想的なイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。また、毎年好評の「キャンドルクリスマス」を18日(土曜日)と19日(日曜日)に行います。2,000個のキャンドルライトが、聖夜にやさしい灯りをともします。願いを託したキャンドルライトに彩られたおおたかの森は、普段とはまた違った表情を見せてくれ、必見です。問い合わせはマーケティング課(電話:04-7150-63089までどうぞ。


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