ぐるっと流山 南流山元気寄席

ページ番号6880 更新日 平成22年12月20日

初の南流山元気寄席  志遊師匠や金魚さんの落語を楽しむ

これっきりシスターズのステージの写真

 12月19日(日曜日)、南流山福祉会館で「南流山元気寄席」が行われ、年末の日曜の夜という条件の中、約100人の落語ファンが詰めかけました。日頃、「ミュージックin南流山stn」など南流山地域を中心にイベントを企画している「NPOみんな元気・まちが元気ネットワーク」(武藤伸一代表)が主催しました。同NPOでは、これまで駅前など屋外イベントを数多く手掛けていますが、今回は初めての屋内イベントです。


吉崎さんの弾き語りの写真

 オープニングでは、女性デュオ「これっきりシスターズ」の「恋人もいないのに」や「白い色は恋人の色」などの懐かしい歌声に続いて、高齢者福祉施設などで音楽を通じてボランティア活動をされている吉崎さとしさんの弾き語りで、オリジナル曲や「なごり雪」などがテンポよく披露されました。

 大広間の舞台に高座がセッティングされ、いよいよ元気寄席。前座さんは、地元のおいけ家金魚さん。大きな拍手に迎えられての登場です。店の主人から『平林(ひらばやし)』さんに手紙を届けるように言われた字の読めない小僧さんが、途中でどこへ届けるのかわからなくなり、道行く人に宛名を読んでもらうという物忘れと人名漢字の読み方の複雑さをネタにした噺で会場を笑いの渦に巻き込みました。落語をはじめ司会や人形劇など幅広く活躍されている金魚さんですが、来年2月19日には、ほっとプラザ下花輪で人形劇マリリンの公演も予定されているそうです。

 続いて立川流の若手真打ち立川志遊師匠が、笑いは健康によいことは大学や病院で研究されていますが、なんでも笑えばよいというものではなく、落語で笑うのが健康に1番よいと呼び掛け、さらに、どんな落語でよいのではなく、志遊師匠の落語が1番と力説。笑顔をつくって腹式呼吸で声を出して笑う体操を会場の皆さんと一緒に楽しみました。この日の噺は、愛嬌のない人を仏頂面というのは、仏具屋の頂兵衛、略して仏頂と呼ばれた45歳の男性が笑ったことがない人だったことから始まったという「笑い茸」で爆笑を誘いました。

 健康を「笑い」と言う切り口から考える「笑って健康」シリーズが人気です。澤田隆治・笑いのコレクション展「初笑い!福笑い!」が、ことし12月27日から28日・来年1月4日から9日((注)12月29日から1月3日は休館日、12月27日は、午後1時から午後6時、他は午前10時から午後6時)まで生涯学習センターで行われます。入場無料で、「笑いと健康学会」会長の澤田さんが所有する昭和のコメディ、お笑い、喜劇映画などの数々のコレクションの中から厳選したポスターをはじめ写真、映像、台本、音声、出版物など100点以上を展示。12月27日は午後2時から澤田隆治&財津一郎「日本の笑いの原点」という対談も実現、午後3時からは喜劇映画の上映も。また、新年1月4日には生涯学習センターで、翌5日には文化会館でオールスターによる漫才「笑って健康!お笑い大行進」も開催されます。お問い合わせは流山市生涯学習センター(電話:04-7150-7474)へ。


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