ぐるっと流山　身体障害者のための音楽講座発表会

音楽を通して楽しみながらリハビリ　音楽講座受講者が「第3回音楽発表会」

　12月16日（木曜日）、東深井福祉会館で、流山市身体障害者福祉センター主催の「第3回音楽発表会」が開催されました。これは、4月から行われている身体障害者福祉センターの講座のひとつ「音楽講座（音楽療法）」の参加者の皆さんの発表会です。

　今までお世話になった講師や看護師さん、ご家族を招待し、1年間の集大成としてさまざまな発表を行いました。まずは、全員での合奏「青春時代」、ハンドベル「ふるさと」、合唱では「スキー・あざみのうた」を皆で合わせて発表です。個人発表では、独唱、日舞、ピアノ演奏、ハーモニカ演奏と、皆さんそれぞれの得意分野を披露しました。

　最後には招待客と一緒に「鐘のなる丘」大合唱をし、和やかな雰囲気の中、発表会は幕を閉じました。終了後には、見学にかけつけた井崎市長から参加者1人ひとりに激励の言葉も。参加者の皆さんも「1年間楽しんで講座を受けることができました。発表会をやってよかった！」ととても喜んでいました。

　この音楽講座は、さまざまな障害をおもちの方が、音楽によるリハビリを行うことを目的に開催されています。呼吸器の活性・発声による口腔や嚥下訓練・なつかしの歌による回想訓練などにより、さまざまな効果も出ています。送迎サービスも行っていますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。問い合わせは、流山市身体障害者福祉センター（電話：04-7155-3638・ファクス：04-7153-3437）へ。