ぐるっと流山 第272回サロンコンサート

ページ番号6866 更新日 平成22年12月24日

アヴェ マリア~聖なる調べ~

大勢の方が聴きに来た様子の写真

 12月24日、市役所1階ロビーで、流山市音楽家協会による月末恒例のサロンコンサートが開かれました。今回のテーマは「アヴェ マリア~聖なる調べ~」で、シューベルトやグノーなど様々な作曲家によるアヴェマリアが披露されました。出演は伊津野志保さん(ソプラノ)、小高根眞理子さん(ヴァイオリン)、小池裕子さん (ピアノ)、仲秋由佳(司会)です。


伊津野志保さんの写真

 司会の仲秋さんは演奏の前に「アヴェマリアは、ラテン語で『こんにちはマリア』、『おめでとうマリア』の意味で、キリスト教の聖母マリアへの祈りを表します。多くの作曲家が手掛けたため、その数だけアヴェマリアがあります。今日は特に馴染みのあるものを中心にお届けします」と挨拶し、2曲ずつ、計6曲が披露されました。


小池裕子さんの写真

 最初はルッツィ(イタリア、1828生まれ)作曲のもので、流れるようなピアノのメロディが、イタリアらしく美しく華やかです。続くルネサンス期の作曲家・カッチーニ(イタリア)のアヴェマリアは、実はソ連の作曲家ヴァヴィロフによるものとされています。バロック音楽を思わせる曲で深い哀愁を呼びます。


小高根さんの写真

 清らかな愛に満ちたグノーの曲、そして死の3年前の1825年に書かれたシューベルトの曲。アヴェマリアの中でもっともポピュラーで、2大アヴェマリアとして知られています。シューベルトのアヴェマリアは美しい乙女エレンのマリアに祈る敬虔な思いが伝わってきます。


三人での演奏の写真

 最後は、ソプラノとヴァイオリンのデュエットによるサン=サーンスのアヴェマリアと、もともとはオペラの間奏曲としてマスカーニに書かれた曲に、マッツォーニが歌詞をつけたもので、歌詞には慈悲を求める心が表れています。


会場の様子の写真

 次回のサロンコンサートは1月28日(金曜日)です。テーマは「オペラ」で、出演は坂下美知代さん(ソプラノ)、里舘雅江さん(ソプラノ)、高柳圭さん(テノール)、大島嘉人さん(バリトン)、仲秋由佳さん(ピアノ)、石川知子さん(司会)です。ぜひ皆さんお越しください。


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