ぐるっと流山 国連支援交流協会流山支部10周年

ページ番号6853 更新日 平成22年12月3日

国連支援交流協会流山支部10周年を祝う MOTTAINAI(もったいない)運動などで環境保全を訴え続ける

パーティーの幕開け

 NPO法人国連支援交流協会(FSUN)流山支部(時任きよ子支部長)が12月1日(水曜日)、市内前ケ先のナプシャルズ日本閣で設立10周年を祝いました。これに先立ち、11月11日(土曜日)には生涯学習センターで「持続可能な環境社会」をテーマに記念講演会も開催されましたが、そのときの講演会講師・真田和義さんをはじめ多くの関係者がお祝いに駆けつけました。


マータイさんからビデオレター

 真田和義さんは、毎日新聞MOTTAINAI(もったいない)キャンペーンの事務局長を務めていらっしゃいます。MOTTAINAI(もったいない)キャンペーンは、植林活動で環境分野初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性・ワンガリ・マータイさんが2005年に来日した際、「もったいない」という日本語に感銘を受けて提唱したものです。この日は、このキャンペーンの紹介のほかマータイさんからのビデオレターも初公開され、植樹活動による地球温暖化防止の大切さなどを訴えました。


芸術を楽しみながら、がモットー

 11月の10周年記念講演会では、アトラクションとして石川容子さん(ピアノ)、小口珠美さん(ヴォーカル)、針生公博さん(マリンバ)、アントニオさん(ヴァイオリン)によるコンサートが行われました。この日も植田しづかさん(ビオラ)、麻生葉子さん(ヴァイオリン)、北村恵見さん(ピアノ)によるコンサートが催され、参加された皆さんを魅了しました。講演会とコンサートの組み合わせで大切な課題を考えながら芸術を楽しむというのが、このNPO活動のモットーなのだそうです。


これまでの活動は多岐に

 同NPOは、平成12年5月に講演会「環境ホルモンと食品」(日本子孫基金会員・岡田みえ子さん)を開催したのを皮切りに、翌平成13年5月には「ボランティア国際年とNGOの役割」(国連ボランティア調整官・塚越悦子さん)、2002年7月「アフガニスタンの復興とNGOの役割」(ILO駐日代表・堀内光子さん)、平成15年9月、国連デーフェスタとして舞踊(民文連)・演劇「ハートtoハート」・モンゴル交流写真展(モンゴルの子どもたちに絵本を贈る活動)、平成16年9月「タバコと健康セミナー」(日本禁煙推進医師連盟幹事医学博士・斎藤麗子さん)などの活動を展開してきました。


多くの来場者

 活動はさらに、平成17年9月「アジアの多様性について」(拓殖大学学長・FSUN理事長 渡辺利夫さん)を開催し、翌平成18年5月からは流山グリーンフェスティバルに参加し、MOTTAINAIチャリティーバザーを毎年開催、平成18年9月「環境・エネルギーそして暮らしを考える」(評論家・木元教子さん)、平成19年9月「環境から受ける健康への影響」(江戸川大学教授・惠小百合さん)、平成20年9月「そらべあと私たちの未来~環響コンサート」、平成21年10月「環境にやさしいライフスタイル講演&コンサート」と続けられ、ことし3月には10周年を記念して毎日新聞社パレスサイドビルMOTTAINAI(もったいない)公式店で、「桜咲くコンサート」を成功させました。


10周年、新たな出発

 この日は、海外駐在員の体験談を交え「小さな国際貢献について」と題した講演が同NPO会員の秋元五郎さんによって行われました。「あなたも小さな国際貢献に参加しませんか。地球に優しい暮らし方を考えましょう」と、NPO法人国連支援交流協会流山支部が発足して10年。この間には、時任支部長の尽力によって井崎市長もマータイさんとお話させていただく機会などを得るなどさまざまな活動が展開されてきました。同NPOのこれからの活動に期待が寄せられています。


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