ぐるっと流山 サイエンスキッズ顕微鏡づくり

ページ番号6848 更新日 平成22年12月7日

「わくわく、どきどき、感動のサイエンスキッズ」  科学を身近に体験する講座スタート

手づくり顕微鏡に挑戦

 12月5日〈日曜日)、「わくわく、どきどき、感動のサイエンスキッズ」全3回の初回が、東京理科大学サイエンス夢工房の山川幸子さんを講師に開催されました。参加したのは市内の小学3年生から6年生の男子12人、女子8人の合計20人。4班に分かれ、この日は顕微鏡づくりに挑戦しました。


子どもたちは器用

 顕微鏡は今から300年以上前に、レーウェンフックという科学者により作られ、彼は微生物の観察をしたそうです。虫めがねと同じく、顕微鏡も小さなものを大きく拡大して見る道具です。この日はガラスビーズ、画鋲、ペットボトルなどを使って作ります。まずはものが大きく見える原理を体験しようと、材料と一緒に各班に配られたガラス製のビー玉を手にとって、文字を見てみました。すると「大きく見えた」「字が逆さまに見えた」と各班から声が上がりました。


真剣に取り組む

 続いていよいよ顕微鏡づくりに移りました。各自持ち寄ったペットボトルのキャップに画鋲や千枚通しで穴をあけ、その穴にガラスビーズを入れてセロテープで止めます。ペットボトルの上部を切って切り口をビニールテープで巻き、残りのペットボトルの平らな部分からはプレパラートを作りました。


見えた、と感激

 次に、観察するものを準備します。この日は白菜の皮を薄くはがしてプレパラートにのせ、観察しました。明るい方を向いてキャップの方からのぞき、そのキャップを回しながらピントを合わせます。うまく合うと、「筋が見えた」と歓声が上がりました。ほかにユキノシタやオオカナダモも観察して、赤い点々などを細かく見ることができました。中には、自分の髪の毛はどうなっているかと観察しだす子もいて、手づくりの顕微鏡で見る小さな世界に夢中になっているようでした。


石松さんも熱心に説明

 顕微鏡づくりはカッターやハサミを使うので、けがをしないように気をつけて行いますが、子どもたちは道具の使い方がとても上手でした。助手として手伝っていただいた石松純さんも、山川さんと一緒に顕微鏡づくりのコツなどを熱心に、丁寧に教えてくれました。子どもたちは工作にみんな一生懸命。口数も少なく夢中になっていました。終了時には、「とっても楽しかった」と満足そうな顔をして、自分で作った顕微鏡を大事そうに持ち帰りました。


宝物ができました

 この講座の第2回目・12月12日(日)は熱実験としてカイロを、3回目は12月19日〈日曜日)にパズルボックスを作る予定です。公民館では、ほかにもライフステージに合わせた各種講座を随時開催しています。詳しくは文化会館(電話:04-7158-3462)までお問い合わせください。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ