ぐるっと流山 青少年のための科学の祭典

ページ番号6804 更新日 平成22年6月14日

生涯学習センターで科学の祭典 不思議がいっぱいの会場に多くの子どもたち

様々なコーナーが設けられている様子の写真

 6月12日と13日の2日間、生涯学習センターを会場に「青少年のための科学の祭典第16回千葉県大会」が行われ、多くの親子連れなどで賑わいました。流山市で開催されるのは初めてとなるこの科学の祭典は、簡単に用意できる身近な素材を使って科学を学べるイベントとして人気です。会場には「化石で遊ぼう」や「不思議な風船」「パズルボックスを作ろう」など様々なコーナーが設けられ、高校で科学を教える教師などが中心となり、実験や製作などを通して科学の楽しさを体験させてくださいました。


「プラスティックで鏡を作ろう」のコーナーの写真

 「プラスティックで鏡を作ろう」のコーナーでは、透明なプラスティック板に化学反応により銀を付けて軽くて割れにくい鏡の製作にチャレンジしていました。ぶかぶかの白衣を着てにわか科学者になった子どもたちが、高校生の指導でプラスティック板に溶液を霧吹きで吹きかけたり、容器の中で液を混ぜ合わせたりと、真剣なまなざしで作業を行っていました。


流山市教育委員会が出したガラス細工作りのコーナーの写真

 流山市教育委員会では、ガラス細工を作るコーナーを設置、指導課教育研究企画室の神代先生が指導に当たっていらっしゃいました。神代先生の教え子たちという南部中と東部中の理科部OBもお手伝いに来ていて、子どもたちにガラスパイプをバナーであぶり先端が丸くなったマドラーや首飾りにもなるガラス玉の製作を指導していました。ガラスのパイプを火であぶると先端が丸くなるのは、物理の原理によるものだそうです。子どもたちの理科離れについて神代先生に尋ねると「理科が好きな子はたくさんいます。まずは感性を育て、年齢にあった科学の面白さを教えるのが大切では」と語ってくださいました。


アルミニウムの粉を使った指紋検出の写真

 小山小2年生の福田航士君は、「科学の力で犯人を探せ」のコーナーで、アルミニウムの粉を使って指紋検出にチャレンジしていました。ガラスのコップにつけた自分の指紋を検出できると、記念に持ち帰れるように、指紋の付いた透明のテープを黒い紙に貼ってもらいうれしそうにしていました。航士君は、この他にも「声で遊ぼう!エコーマシン」や「ガラス細工作り」「折り紙で恐竜を作ろう」などのコーナーを回り「どこも不思議がいっぱいで楽しかった」と笑顔でした。お母さんの三果代さんは、「子どものうちに色々な事を体験させて、興味を持つものを探してやりたい。先週のまなびふれあいまつりにも来て、軽スポーツにも挑戦させました」と語っていらっしゃいました。


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