ぐるっと流山 防犯指導員委嘱式・研修会

ページ番号6799 更新日 平成22年6月16日

防犯協会連合会 防犯指導員の委嘱式 各自治会から推薦された173人の市民に

委嘱状を手渡す市長

 6月12日(土曜日)午前10時30分から、流山市防犯協会連合会の防犯指導員委嘱式が流山市リサイクルプラザ研修室で行われ、市内各自治会から推薦された市民計173人が防犯指導員として委嘱されました。防犯指導員は地域防犯活動の推進役であり、現在市内に52隊ある自主防犯パトロール隊の設立にも大きな役割を果たした存在です。


安全なまちづくりにご協力ください

 委嘱式では、流山市防犯協会連合会長である井崎義治市長から、173人を代表して加台自治会の林健二さんへ委嘱状が渡されました。委嘱状は、流山市防犯協会連合会長と流山警察署長の連名となっており、任期を平成24年3月31日までとしています。委嘱状とともに、活動時に携帯する防犯指導員証も交付されました。


植村流山警察署長

 井崎市長からは「流山市では子育て支援に力を注いでいますが、住民が安心して子育てをするには、その前提として防犯上安全なまちづくりが必要です。まちの安全を保つためには、今日お集まりの方々による地域自らの防犯活動に負うところが大きいですので、是非ともご協力をお願いします」と挨拶がありました。


生活安全課 相川課長

 植村流山警察署長からは「これまでの勤務地の中でも、流山は地域の防犯活動が盛んであり、皆様の活動に敬意を表します」との言葉がありました。また、植村署長から流山市の最近の犯罪発生状況についての話もありました。「振り込め詐欺の件数が再び多くなってきていますので、皆さんご注意ください。自分はひっかからないと思い込んでいると、騙されてしまいます。お金を振り込む内容の電話には注意してください」と、振り込め詐欺への注意を喚起しました。


研修の様子

 委嘱式に続き、防犯指導員の研修会が行われ、流山警察署生活安全課相川課長から犯罪発生状況と防犯対策について説明がありました。犯罪発生件数は昨年までは減少していたものの、今年に入り増加に転じていて、特に車上狙いの増加が目立つとのことでした。防犯対策については、特に侵入犯罪への対策について詳しく説明されました。最大の侵入対策は「侵入犯罪を最初に諦めさせること」で、犯人が侵入を諦めた理由の1位が「声をかけられた」ことだそうです。このことから、防犯パトロールによる日頃の声かけ活動が大変有効とのことでした。また、犯人が侵入を諦める時間とされる2分から5分の時間をかけさせるために、1か所に2つの鍵を設置する”ツーロック”を心がけてほしい、とのことでした。


防犯診断の案内も

 参加者からは「現場で具体的な防犯対策のアドバイスを受けられるのか」との質問等も寄せられました。相川課長によると、「"防犯診断"を行っています」とのこと。実際に診断をする家屋の所有者のご協力が得られれば、住民の方を集めて流山警察署員から防犯上の着目点の解説が受けられるそうです。


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