ぐるっと流山 新川北部地区社協の介護教室

ページ番号6786 更新日 平成22年6月28日

新川北部地区社協で介護教室  いざという時のための防災対策を学ぶ

二人で支えながら

  6月27日(日曜日)、新川北部地区社会福祉協議会(吉田文男会長)主催による介護教室が西深井福祉会館で行われ、地域の方々40人が参加しました。まず、日本赤十字社千葉県支部安全奉仕団の埋金玲子さんが、災害時の対応などについて講和。「地震など大きな災害が起きた時、素人の私たちに何が出来るか?」「救助が来るまでにできることは?」「災害現場から人を動かす方法」などを詳しく話されました。


一人で起こす方法

 続いて、災害時に知っておくと役立つことを実践で学びました。「倒れている人を一人で起こす時、負担のかからない起こし方・おんぶの仕方」「歩けない人を二人で運ぶ方法」「毛布を担架の代わりに6人で運ぶ方法」など、代わる代わる役割をかえたりしながら体験。また、2枚の風呂敷を合わせて縛るだけでリュックサックにしたり、病院に行くまでの手当ての際はネット包帯の代用としてストッキングを利用することなども実践しました。


映像を見ながら

 次に、「防災・防犯」について市役所安心安全課職員からアドバイスがありました。ビデオを見ながらの説明で、大きな地震が起きた時、固定してあるテレビは動かないが、固定してない本棚が倒れロッカーが動く映像を見て、家具の固定の大切さ、家具の配置など、建物の耐震補強を含め、事前の備えが大切であることを再認識しました。さらに、流山市の公共施設の耐震補強や災害用井戸の掘削、備蓄倉庫の現状についてなども伺いました。


防犯のポイントを説明

 また、NTTの災害時伝言ダイヤルの利用方法も教えていただきました。自宅の電話番号の登録やメッセージの録音など、いざという時でも慌てないで掛けられるように、基本的な操作を学びました。防犯については、「防犯しにくい街(地域)にすること!」「みんなで目を光らせること!」「不審車両を見たら警察へ」などのポイントを話されました。


毛布を担架代わりに

 この日は、ボランテイアで地域を守ってくださっている流山市消防団第10分団(豊田浩一分団長)から7人の団員が参加され、「住宅に火災警報器をつけてください」と呼びかけました。この他、お湯を入れるだけでご飯になるアルファー米の試食があり、いざという時に所在地を知らせる笛と非常食の乾パンが配布され喜ばれました。参加者からは「倒れている人の起こし方、被災地でのお年寄りへの対応など、非常に参考になった」と感想が聞かれました。今後の新川北部地区社会福祉協議会の行事は、8月1日(日曜日)に子育てサロン「カンガルークラブ」を予定しています。


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