ぐるっと流山 初夏の俳句大会

ページ番号6745 更新日 平成22年6月2日

「初夏の俳句大会」に愛好家30人 近隣からも愛好家が参加し盛大に

上位入選の句を表彰している写真

 5月30日、流山俳句協会(水見壽男会長)主催の「初夏の俳句大会」が生涯学習センターで行われ、流山市および近隣市の俳句愛好家30人が集まり、盛大に執り行われました。流山は、俳人 小林一茶が流山の醸造家 秋元双樹を頼って訪れていたこともあり、俳句が盛んな土地柄として有名です。


俳句大会の様子の写真

 投句総数90句の中から、以下の句が上位に選ばれました(敬称略)。
 1位:初のぼり乳のにほひを膝に抱く(石井普子)
 2位:みちのくは旅のまほろば麦の秋(菅原長人)
 3位:風の意に百両の音を小判草(丸山實子)
 4位:幻となるまで騒ぐ藤の虻(浅岡和子)
 5位:観客も闇を背負ひて薪能(牧添昌秋)
 1句最高得点賞:1位の句と同じ
 【水見会長選】
 天:改札で手を振っている夏帽子(徳永政代)
 地:梅雨籠り用事すとんと忘れをり(石井普子)
 人:噴水の水が水打ち水光る(藤本明子)


俳句大会の様子の写真

 流山俳句協会は9つの俳句会から成り、延べ160人もの愛好家が活動を行っています。その一つとして、子どもたちに俳句に親しんでもらおうと「少年少女俳句大会」を開催していて、市内小中学校で俳句を募集しています。また学校で俳句の基礎と面白さを伝える出張講座も行っています。同協会の有志による俳句短冊と、昨年度の「少年少女俳句大会」の入選作を6月13日から20日まで、さわやか千葉県民プラザで行われる「東葛文化祭」で展示します。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ