ぐるっと流山 国民読書年記念講座

ページ番号6724 更新日 平成22年4月13日

国民読書年記念講座が開講  10回シリーズの初回に58人

大出さんの講義

  今年は国民読書年。4月13日に文化会館で開講された「国民読書年記念講座」は、公民館が地元の出版社である崙書房との協働で、ふるさとの郷土史などを研究されている著者の方々を講師にお招きして、10回シリーズで行うものです。


講師を務めた大出さん

 国民読書年は、深刻化する活字離れ、読書離れが危惧される現代に、文字・活字によって伝えられてきた知的遺産を継承・発展させるために平成20年に創設されました。58人の皆さんが参加した1回目のこの日は、『「幕末」から見たふるさと発見』と題して、編集者である大出俊幸さんにお話をいただきました。大出さんは長年にわたって本の出版編集に携わってこられた方で、幕末を扱った本の編集も多く手掛けられています。


本の出版にかかわる話など

 講座では、ご本人が幕末の本の出版にかかわり始めたきっかけや、一つの本を出版するまでの過程、出版した本が映画や演劇になっていく話などがありました。また、編集者の経験からタイトルの大切さや、本が売れるためには編集者がその本にのめりこむくらいでないといけないという話もされていました。大出さんの温厚な人柄と興味深い話に、笑いも交えた2時間でした。


58人が参加

 2回目以降も「鉄」、「馬」、「運河」、「地形図」など9つのことばから見たふるさと発見というテーマを設け、郷土史家・地理研究者などの方々をお招きしていくことになっています。講座に関するお問い合わせは流山市文化会館(電話:04-7158-3462)へ。


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