ぐるっと流山 「リボン刺しゅうの鯉のぼり」
ページ番号6635 更新日 平成24年3月9日
国際交流サロン 「リボン刺しゅうの鯉のぼり」
3月7日(水曜日)、文化会館で流山市国際交流協会と文化会館共催の国際交流サロンが開かれ、同協会の日本語講座に通う中国、フィリッピン、ネパールなど外国出身者 8人を含む33人の参加者が、「リボン刺しゅうの鯉のぼり」作りを楽しく体験しました。講師は 澤井孝江さん。市内で昭和50年から手芸を教えており、日本手芸普及協会指導員、流山市文化協会手芸部会員として活動されている方です。
カラーフルな糸やリボン、刺しゅう針など材料一式がビニールの袋に入って各自のテーブルに配られました。「リボン刺しゅうの鯉のぼり」の完成見本も展示されています。使用する色を指定してある刺しゅう糸やリボン、刺しゅうのさし方などがかかれている「作成図面」を参考に見ながら、台紙になる布にデザインされた下絵に沿って、色とりどりの刺しゅう糸やリボンを針で刺していきます。
普段は針を持ったことがない人、久し振りに針を持つという人など男性も混じって皆さん真剣な表情でひと針ひと針縫っています。会が進むにつれて、講師の説明でも、分からないところはお互いまわりの人と相談しながら和気あいあいと楽しそうに作業をしていました。今回は時間の関係で最後まで仕上がりませんでしたが、次回4月開催の「国際交流サロン」で、お互いに作品披露をしましょうということで会は散会しました。
子ども連れで参加された中国出身の方は、「国では、祖母の時代の人はよく刺しゅうをしていたが、若い人は、今ではする人はいない。私も、普段の生活ではしない。今日の作品は、来日2か月で、この春小学校一年生に入学するこの子(男の子)のいい記念になります。」と話をしていました。 広報を見て参加した木村さんは、「細かい作業は難しくなっているが、これならよいものが出来る」とうれしそうに作業を進めていました。
「国際交流サロン」は、日本人と在住の外国の方がお互いの文化にふれ、学びながら、気楽な懇談の中から日常生活の不安の解消や必要な情報を得られるようにと毎月1回開催されています。次回の国際交流サロンは、4月18日(水曜日)に、「ポトラックパーティー(一品持ち寄り)」を中央公民館(文化会館)で開催します。参加ご希望の方は文化会館(電話:04-7158-3462)へお申し込みください。また、国際交流協会では外国出身の方々を対象とした無料の「日本語講座」を中央公民館で毎週水曜日に開催しています。詳細は、文化会館(電話:04-7158-3462)へ問い合わせください。
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