ぐるっと流山 第18回森の学校
ページ番号6617 更新日 平成24年3月27日
第18回森の学校 「親子で楽しむネイチャーゲーム」
3月24日(土曜日)、第18回森の学校「親子で楽しむネイチャーゲーム」が森の図書館で開催されました。第1回目は新緑の4月、2回目は落葉の11月に続いて3回目は室内での開催となり、31人の親子が参加しました。案内人は、こうのす台にお住まいの森林インストラクター・森のマジシャン風見信昭さんです。
ネイチャーゲームは、ゲームの勝敗を競うことや、ゲームをこなすことではなく、五感を使って自然を直接体験し、ゲームを通して自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことです。葉っぱからお金に換えるマジックを披露され「お金は楮という木からできています」と楽しみながら、森への関心を引きつけます。
「森の不思議」では森の中にどんな物があるか考え「種子の話」では、1.風にのって飛ぶタンポポ、回転しながら落ちるカエデ2.人や動物によって運ばれるオナモミ、鳥に食べられ別の場所でフンと一緒に落とされるナンテン、アリに運ばれるすみれ3.海の波にのるココヤシ、川や池の流れに乗るハス4.自分ではじけて飛ぶホウセンカ、こぼれて風にのるヘチマなど子孫を残す為にタネはいろいろな工夫をしていることを学びました。
軽い体操の後、ゲーム「私はだれでしょう?」が行われました。自分の後ろに貼ってある動物や鳥の札。自分では解りませんが、出会った人に後ろの札を見せ「僕は空を飛べますか?」「草を食べますか?」「足は4本ですか?」など質問しながら自分がだれかを当てるゲームをして、動物・昆虫にはそれぞれ個性があり、人も個性のあることを知ります。
次は工作、折り紙でにわうるし・松葉・らわん。シートでオオタカなどを作り、実際に飛ばしてどんな飛び方をするかを知りました。「コウモリと蛾」森の中では弱肉強食で、1匹のコウモリが200匹の蛾を捕り、蛾は、小さい昆虫を捕る貴重な存在であることを学びます。コウモリは目が見えないため超音波で相手の存在を知り獲物を捕らえる事から、手を繋いで人の壁をつくった輪中で目隠しをしたコウモリ役は「ガ」「ガ」と叫ぶ蛾役の人を捕まえる全員参加のゲームをしました。
森のマジシャン風見信昭さんは、「森の図書館の隣にも古墳の森があります。森の中をよく観察してください」と締めくくりました。参加されたお母さんは「部屋の中でどうやってネイチャーゲームをするのかと思っていましたが、子どもたちは体を動かせて楽しそうでした、次回は外でやりたいです」。南流山からお父さんお母さんと参加したなつみちゃんは「作った種を飛ばすのが楽しかった」と感想を聞かせてくださいました。
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