ぐるっと流山 流山中央ロータリークラブの「ふれあい陶芸教室」

ページ番号7650 更新日 平成23年5月23日

中学生19人が陶芸に挑戦

田口主宰(左)の指導で陶芸に挑戦

 5月21日、流山中央ロータリークラブ(張ヶ谷昇会長)が行う青少年育成活動の一環「ふれあい陶芸教室」が、東初石のギャラリー紫焔窯で行われました。講師を務めたのは陶房「紫焔窯」の田口佳子主宰と田口主宰の門下生「ゆうの会」の皆さん。東部中学校美術部9人と東深井中学校美術部10人、ロータリークラブの皆さんが陶芸に挑戦しました。

 最初は1キロの土を前にどうしていいか分からずにこね続けていた生徒たち。田口主宰やゆうの会の皆さんが、会場を回りながら、生徒たちの作りたいものを引き出していきます。普段は、美術部で絵画などに取り組んでいる生徒たちも、陶芸はちょっと勝手が違うようでなかなか形ができてきません。時間をかけて、田口主宰が話しかけていくうちに、色々な作品が形作られていきました。


自由な発想で作品を

 今年3月に亡くなった愛犬のルパンくんをお皿の上にあしらった、東深井中学校3年・竹入希望さん。「小学校1年の時から家族同然に育ってきたルパンを3枚のお皿に乗せました。人間みたいな性格の可愛い犬でした。家族みんなで、ルパンのことを思いながらお皿を使います」と話してくださいました。


どんな作品ができるかな

 湯飲みやお椀などの作品が多く見られる中、独創的なオブジェを7点も作った東部中3年・秋山菜々子さん。「家の形をしているのは、うちで飼っているメダカの水槽で使うメダカのおうち。寝転がっている人が足を上げているのは『背面倒立』。思うがままに自由に作品を作れて面白かったです」と満足げでした。


素焼き前の作品

 田口主宰は「みんなに最初に『何を作る?』って聞くと『湯のみ…』と返ってきました。陶芸というと湯飲みのイメージが強いのかもしれませんが、何を作ってもいいんだよというと、後半は自由な発想が出て、面白い作品ができてきました。気持ちが柔らかくなると、自分の感性が出てきて、それが作品にも反映してきますね」と、陶芸を自由に柔らかい発想で楽しんでもらうことが重要と話してくださいました。


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