ぐるっと流山 ホタル野の無農薬田んぼの草取り

ページ番号7649 更新日 平成23年5月23日

6月18日には野草を食べるイベントも

田んぼの草取り

 NPOホタル野(前川利夫理事長)が、新川耕地で行う無農薬の田んぼ作り。5月21日には田んぼの草取りが行われました。NPO法人NPOホタル野では、毎年、管理するホタル野田んぼでのヘイケボタルの幼虫放流やホタル鑑賞会、里親を募集しての幼虫の飼育などのほか、無農薬田んぼでの黒米作りなどを行っています。


溝切りをしながら雑草をとります

 ホタル野の新井さんによると、水田に水が少ない部分ができてしまうと、ここにスギナなどの雑草が生えてしまうそうです。また、表面に浮かぶ水草のようなものも雑草で、これらをきちんと取ることで、秋の収穫が全然変わってくるといいます。やはり、無農薬の田んぼだけあって、除草剤を使用した田んぼに比べ数段苦労があるといいます。


素足で田んぼに溝をつけます

 この日行ったのは、溝切りという行程で、植えつけられた苗の間を素足で切って、水が田んぼ全体に均一にわたるようにします。元々溝切りは排水などをスムーズに行うため機械で行うことが多いようですが、ホタル野では実際に素足で田んぼに入って、雑草を取りながら行います。


ホタル野田んぼ

 ホタル野では、6月4日・18日の土曜に、この草取りを手伝ってくれる方を募集しています。18日には、野草を食べるイベントもあるそうです。詳細は新井さん(電話:04-7150-5210)へ。また、7月末には、恒例のホタル観賞会も行う予定です。詳細はホタル野ホームページからお問い合わせください。


カエルもたくさん見られました

 この日の新川耕地の田んぼの畦では、野鳥のさえずりとともに、たくさんのカエルの姿も見られました。ホタル野では「小さいお子さんは田んぼの中に入っての草取りは無理かもしれないけど、ザリガニを捕ったり、カエルを捕ったりと、この自然に触れに来てくれるだけでも楽しいと思いますよ」と話してくださいました。ゆったりと時が流れる新川耕地で、自然に触れてみるのはいかがでしょうか。


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