ぐるっと流山 カブトムシの幼虫義援金

ページ番号7646 更新日 平成23年5月25日

幼虫を子どもたちに無料配布 「カブトムシの幼虫義援金」の栗原さん

栗原さん(右)と幼虫を楽しみにしている子どもたち

 5月21日、十太夫にお住まいの栗原信幸さんが「カブトムシの幼虫義援金」を寄付してくださりに市役所においでになりました。栗原さんは、自宅の敷地内にあるシイタケを育てる朽木の下に育つカブトムシの幼虫を近所の皆さんに無料で配っています。また、昨年は流山グリーンフェスティバルで丸々成長したカブトムシの幼虫のブースを出展し、子どもたちに人気となっていました。


伸びると体調10センチほどもある幼虫

 栗原さんが幼虫を配りだしたのは、もう10数年前のこと。当時、自宅敷地内の林にはカブトムシの幼虫がたくさんいて、よく旧小山小学校の児童が幼虫を捕りに来ていたそうです。ある日、いつものように庭に出てみると子どもが転んでケガをしていたのを見つけました。林には折れた竹なども多く、子どもたちが大ケガをしたら大変だと、無料で幼虫を捕って配るようにしだしたそうです。


朽木の下の腐葉土で幼虫は成長

 ここ数年は、流山おおたかの森駅ができたことで、東京などからたくさんの子育て世代が引っ越してきて、昨年は実に300匹以上の幼虫を子どもたちに配ってあげたといいます。特に都心から来た子どもたちは、成虫はデパートで見たことがあるけど幼虫を見るのは初めてという子も多いそうで、みな大喜びで幼虫を連れて帰るそうです。栗原さんによると、幼虫として配れるのは6月中旬くらいまで、その後はサナギになるが欲しければ譲っているそうです。ご希望の方は栗原さん(電話:04-7152-7225)へお問い合わせください。


子どもたちが大好きなカブトムシの幼虫

 「カブトムシの幼虫義援金」は、今年3月に起きた東日本大震災を受け、カブトムシの幼虫を配る際、お気持ちを入れていただく義援金箱を設置したもので、訪れる親子連れはみな気持ちよく義援金を入れてくれたといいます。栗原さんは「中には、ここで配ったカブトムシが、卵を生んで翌年孵化したことを報告してくれる子もいる。子どもたちの驚く顔や喜ぶ顔を見られるのが一番楽しい。今年は、震災があったので気持ちだけでもと義援金箱をつけました」と話してくださいました。集まった浄財は、姉妹都市・相馬市への義援金とさせていただきます。


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