ぐるっと流山 グリーンフェスティバル2011

ページ番号7624 更新日 平成23年5月9日

グリーンフェスティバルを開催  相馬市や県内被災地の産品も販売

27000人が訪れました

 5月4日、流山おおたかの森駅前南口都市広場で「流山グリーンフェスティバル2011」が開催されました。こだわりのお店が多数出店する食の祭典「森のマルシェ」との同時開催で、グリーンフェスティバルの売り上げの一部は姉妹都市・相馬市への義援金とします。当日は初夏の陽気で半袖姿の方も多く、約2万7千人の人出で賑わいました。


がんばろう日本がんばろう相馬

 イベントのテーマ「みんなで愛の花を咲かせよう」には、ひとりひとりの愛をつないで、震災の被害を受けた方や地域へ大きな愛を届けようという意味が込められています。甚大な被害を受けた姉妹都市の相馬市と、県内の被災地である九十九里町と白子町もイベントに参加し、地元の産品の無料配布や販売をしました。相馬市は海苔やイカめし、つぶ貝の山海漬けなどの海産加工品、九十九里町はいわしの丸干し1000匹の無料配布といわしの団子汁などの販売、白子町はながいきねぎと玉ねぎとガーバラのセット1000人分などを用意。10時の販売開始から被災地域のブースへひっきりなしに訪れ、全て2時間ほどで品切れとなりました。


いわしの無料配布に黒山の人だかり

 九十九里町と白子町からは、それぞれの町長自らも地元のPRに参加。九十九里町の川島伸也町長は「今回の震災による風評被害で、地元のいわしが売れなくなってしまった。九十九里町はいわしの町。九十九里のいわしの安全・安心を知ってもらうには、実際に食べてもらうのが一番と思い参加させてもらった」と話しました。白子町の林町長は「風評被害でかなり値下がりしてしまった。白子町の野菜は安全であることをPRしたい。今回の無料配布でおいしさを知ってもらい、次は購入してもらえれば」と期待を込めました。


ちーば君はこどもに大人気

 千葉県では「がんばろう千葉」と題した、千葉産の野菜や魚・肉などを積極的に購入する方を「ちば産品応援隊」と認定して千葉を盛りあげるキャンペーンを実施中です。被災地域のブースのすぐ横に受け付けを設けたところ、この日だけで350人以上が応援隊隊員になりました。県の報道広報課の千葉の魅力発信室長・大木実さんは「加入者がとても多く、皆さんの千葉に対する愛着心を感じた。今は食を対象にしているが、これからは観光も含めたものにしたい。例えば流山と房総半島の南部では特性が全く違う。お互いのいいところを紹介し合っていきたい」と意気込みました。


小さなケビンさん

 東京情報大学の教授でナチュラリストのケビン・ショートさんを講師に、生物多様性をケビンさん本人が描いたイラストを使いながら楽しく学べる「いきもの教室」、市野谷の森に入って、樹木や生き物などについてケビンさんが説明しながら散策する「おおたかの森探検ツアー」は親子で参加できるイベントとして人気を集めました。美田自治会によるゴーヤ作り講座には、特に今年は節電の重要性が話題になっていることもあり、立見の人が出るほどの大盛況。節電に対する関心の高さがうかがわれました。


ヨーヨー

 大階段前ではヨーヨーを使った大道芸、ステージでは、フラダンスやピエロ、自慢の愛犬のファッションを競うドッグファッションショーなどが行われ、イベントを盛り上げました。ドッグファッションショーには、ヨーキー、ラブラドール、チワワ、ポメラニアンなど様々な犬種が最新のファッションを纏って登場。可愛らしい愛犬らがボール拾いなどの特技を披露するたびに会場からは歓声が上がりました。


例年大人気の花ポットの販売

  イベントのシンボルとして会場中心に飾られていた花絵も、イベントの終盤ごろから解体され、格安の1ポット50円で販売されました。花ポットを求める人で、会場を囲むような長蛇の列ができ、約5000個の花ポットは見る見るうちに減っていきました。「みんなで愛の花を咲かせよう」というテーマの通り、小さな花ポットの売り上げが積み重なって、大きな義援金となります。集まった義援金は、皆さんの気持ちとともに被災地の相馬市へと届けられます。


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