ぐるっと流山 わたしへのごほうび講座

ページ番号7618 更新日 平成23年7月7日

~ココロを軽くする女性学~

マリンバの演奏

 5月19日から6月30日まで連続7回「わたしへのごほうび講座」が南流山センターで行われ、延べ123名のママと126名のお子さんが学びました。1回目のテーマは「親子であそぼ!あそぼ!」です。はじめにマリンバの素敵な演奏がホールに響き渡り、ミニコンサートに耳を傾けました。その後、NPO法人子育てさぽーとハーモニー理事長の荒久美子さんと、松戸野菊野こども館館長石川静枝さんのリードで歌ったり踊ったり、ミニ運動会ありで親子で楽しい時間を過ごしました。これからの長期講座に期待と不安が交差しているようでしたが、一時保育担当の方から説明を聞き、初めてお子さんを預けるママの安堵の顔が印象的でした。


お子さんたちは保育室で

 2回目のテーマは「自分のいいとこ さ・が・し」です。講師は前出の荒さんと石川さん。前半はお子さんと離れて「自分のいいとこ」を書いて模造紙に貼りグループで発表しました。自分のことを考える時間がなかなか持てない中、自分を見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。仲間とおしゃべりティータイムはとても新鮮でリフレッシュできたようです。後半はお子さんと一緒に工作。保育室で泣いていたお子さんに笑顔が戻りました。


男女共同参画の必要性を

 3回目のテーマは「男女共同参画ってなぁに!」講師は流山パートナーシップ代表の山口文代さん。内閣府の資料の説明やご自身の体験談を通して、女性の社会参画の必要性について話されました。勇気と希望が持てる生き方を考えるきっかけになったのではないでしょうか。「女だから、男だからではなく、みんな違って、みんないい、互いに尊重し合って、その人らしく生きることができる社会を目指しましょう」と、まとめて終わりました。受講生から「子どもたちの未来のために小さな一歩を踏み出し、さまざまなことに挑戦していきたい」という声が聞かれました。


講師の加藤さん

 4回目・5回目のテーマは「ハッピーな母親になるために!」です。講師は東京女学館大学教授の加藤千恵先生。ココロのもやもやはどこから来ているのかについて、男女共同参画の視点や女性学から学びました。ジェンダー(社会的性別)についてのグループワークでは、今までの体験をもとにディスカッションしましたが、社会の慣習・慣行を通して自然と刷りこまれ、「ジェンダーのメガネ」をかけて生活している自分に気づく事の大切さを知りました。さまざまな角度から考えさせられる2時間でした。


自分を描く

 6回目のテーマは「ワタシへの一歩をはじめたい!」です。講師はフリーライターの木村民子さんです。「私から見た私と他人から見た私」を絵で描いて可視化して発表しました。「私のプライオリティー(優先順位)」をどこに置くかグラフに書き、自分の新しい生き方を模索しました。自己実現のためには男女共同参画の視点に立って、自分を育てることの大切さを学びました。


先輩ママの体験談を聞く

 7回目のテーマは「ワタシへのごほうび見つけた!です。一歩踏み出した先輩ママから実践事例のお話しがありました。発表者は前出の荒久美子さん、ごほうび講座一期生の青木八重子さん、受講者でもあるRise up代表の山中有紀さんも飛び入りで自分の体験談を語りました。先輩の活躍される様子に、皆さん一生懸命に聞き入っていました。最後に終了証書を受け取って7回という長期講座が好評のうちに終了しました。アンケート結果にも「経験豊富な保育スタッフに預かっていただき安心して受講できた」という声や、将来に向かってライフワークを考えるきっかけになった。来年も参加したいなどと感想が寄せられました。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ