ぐるっと流山 「見つけよう!運河の夏鳥」

ページ番号7616 更新日 平成23年6月7日

 初夏の利根運河めぐり 見つけよう!運河の夏鳥 

カメラ片手に参加された皆さん

 利根運河交流館(運営:NPO法人コミュネット流山)では、「見つけよう!運河の夏鳥」と題し、初夏の利根運河めぐりを実施しました。この日は梅雨の晴れ間で少し蒸し暑く感じられましたが、カメラを片手に13人の方が参加されました。


初夏の利根運河めぐり

 案内役に紺野竹夫さん(日本野鳥の会・利根運河生態系を守る会)、アシスタントを柳沢朝江さんにお願いして、運河周辺や理窓公園に飛来する夏鳥や生息している野鳥を観察しました。出発してすぐ、交流館前の運河の中にある水位計の三角屋根にカワセミを発見!皆さんの顔がぱっと明るくなり「しあわせの青い鳥、幸先がいいね」と笑顔になりました。


鳥の姿を探すみなさん

 運河沿いを歩いていくと、桜の木の実を食べに来たムクドリやヒヨドリが、子育て中なのか対岸にある巣へ慌ただしく行き来していました。また、ウグイスも時々聞こえるホトトギスの声に反応し、警戒音の「ケ、ケ、ケ、ケ・・・・・ケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ」とけたたましく鳴き続け、谷渡りをしていました。少し行くと今度は対岸でキジのオスが目の周りを真っ赤にした目立つ顔で、近くに巣があるのかジョギングする人やサイクリングする人が通っても、動こうともしないでじっとこちらを見ていました。


カルガモの親子

 美田から参加の内藤毅さんは鳥に興味があり、公民館の講座「めざせ!鳥博士」を受講され、鳥のことをもっと知りたくて、この企画に参加してくださいました。西深井から参加の海老原隆司さんは、たびたび運河に鳥の写真を撮りに来るそうです。いつも独学なので、今回は専門家の話が聞きたかったと話され、ご自分で撮ったたくさんの写真を見せながら鳥の名前を聞いていました。カルガモの親子の写真は海老原さんが撮ったものです。コガモが9羽いて、母親の後を一生懸命追いかけていました。カイツブリ(ニオドリ)の親子も見かけました。参加されたみなさんは、思わず可愛いと声をあげ、見入っていました。交流館に戻り、今日観察した鳥をみなさんでチェックしたところ、28種類の野鳥を確認することができました。


利根運河めぐり終了後に笑顔で

 利根運河交流館では、6月18日(土曜日)から7月3日(日曜日)まで、利根運河開削を指揮監督したオランダ人技師ムルデルに敬意を表し、日欄友好「オランダパネル展」(主催:流山市企画政策課)を展示開催します。6月25日(土曜日)は毎月恒例のうんがいい!朝市「第20回 感謝 みんなにありがとう」を開催します。また、レンタサイクル事業や小学生対象の体験教室「運河の博士」、地域のゲストを招いてのラジオ体操を計画しています。詳細は利根運河交流館のホームページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ