ぐるっと流山　成人式実行委員会

成人式実行委員会開かれる　若者自身の手で門出を企画運営

　成人の門出を若者自身の手で。流山市では、昭和57年度から新成人が企画運営する手づくり成人式を続けています。6月7日（火曜日）夜、生涯学習センターで来年1月に成人式を迎える若者たちが集まって実行委員会が行われました。市内8中学校から4人ずつ集まった若者たち32人の今年度初めての会議です。実行委員長や副委員長の人選もスムーズに決まり、若者自身の手によって会議が進められました。

　会議に先立ち、後田教育長から1人ひとりに「お願いします」と委嘱状が手渡され、実行委員の皆さんも「頑張ります」と委嘱状を受け取っていました。また、井崎市長は「昨年はどうだった、従来はこうだったという前例踏襲ではなく、ぜひ若い力で自分たちが考える門出の場をつくりあげてください」と実行委員を激励しました。

　昭和58年1月15日の「20歳を祝うつどい」以来、四半世紀、アトラクションの企画や招待状のデザイン、記念品の選定、記念誌の編集、受付から司会進行まで若い力を結集した成人式が続けられています。これまでも実行委員の活動がドキュメンタリー映画になったり、実行委員会が記念に作詞作曲した20歳の歌がNHKでライブコンサートとして放送されたりとさまざまな活動が展開されています。

　実行委員同士が初めて顔を合わせたこの日、「"成人の日"は3連休の最終日、遠くの学校や会社に行っている人もいることを考えると前日の日曜日に開催したい」、「災害時の応援協定を結んでいる相馬市では成人式ができるのだろうか…」など熱心な議論が交わされました。成人式の開催日や会場、対象などについては「広報ながれやま」6月21日号で発表される予定です。お問い合わせは生涯学習課（電話：04-7150-6106）へ。