ぐるっと流山 信濃町から相馬市へ支援金

ページ番号7596 更新日 平成23年6月20日

相馬市へ信濃町から支援金 信濃町の児童らが街頭で募金活動を

信濃町の少年野球チームから相馬市へ支援金などを手渡す様子の写真

 総合運動公園野球場で6月18日、東日本大震災で被災した姉妹都市・相馬市へ、同じく姉妹都市の信濃町の少年野球の児童から支援金100万円が送られました。これは、児童らが地元で街頭活動を行い集めた浄財などで、流山市と信濃町の姉妹都市交流として行われる少年野球の交流親善試合に合わせて、「支援金の引き渡し式」が行われることとなったものです。


井崎市長が挨拶している写真

 福島県相馬市と長野県信濃町はともに流山市の姉妹都市ですが、相馬市と信濃町は特に直接のかかわりはありません。信濃町では、姉妹都市の姉妹都市は兄弟のようなものと、震災直後に支援物資も流山市を介して送られています。今回は、支援金の他にも信濃町の子どもたちから相馬の子どもたちへ送るメッセージ(ビデオファイル)の入ったDVDとボール10ダースも手渡されました。両市町とそれぞれ姉妹都市である流山市では、間を取り持つ役割となり、井崎市長は「歴史的な縁で流山市と姉妹都市を結んだ両市町ですが、今回はその縁が震災の支援として形になった。子どもたちのメッセージは相馬市をきっと勇気づける」と挨拶しました。


応援歌を歌う信濃町の子どもたちの写真

 また式では、信濃町の子どもたちが野球とともに一生懸命練習してきたというKANのヒット曲「愛は勝つ」を、相馬の子どもたちへ向けた応援ソングとして力強く歌いました。相馬市からは市長代理として鈴木生涯学習部長と、相馬市少年野球連盟の伊東理事長が参加され、「スポーツを通しての温かい励ましに感謝します」との立谷相馬市長からのお礼のメッセージを伝えました。相馬市では、支援金を震災遺児のための育英資金に充てる方針とのことです。


鰭ケ崎のチームと親善試合の写真

 参加した信濃町の子どもたちは、信濃町柏原ナウマンズの選手で小学3年から6年生までの18人。この日、朝早くから町のマイクロバスで信濃町を出て流山市まで遠路はるばる来てくださいました。支援金引き渡し後の親善試合では、流山市の少年野球チーム・鰭ケ崎ジュニアフィンズと対戦しました。結果は5対0で鰭ケ崎ジュニアフィンズの完勝でしたが、双方の子どもたちは随所にハツラツとしたプレーを見せながら親睦を図りました。


相馬市を励ましてくださった信濃町の子どもたちの写真

 信濃町の一行は日帰りの日程でしたが、流山市少年野球連盟の招待により、この日神宮球場で行われた「ヤクルト対ロッテ」戦を観戦しました。神宮までの途中の首都高速で、バスの車窓から間近に見えた東京スカイツリーに信濃町の子どもたちは大はしゃぎだったそうです。また、神宮球場では試合観戦後に子どもたちにとって驚きのプレゼントもありました。憧れのプロ野球選手との対面です。流山市出身のヤクルト押本投手が、特別の計らいで時間をとってくださり、同じくこの日ベンチ入りした松岡投手、久古投手にも声を掛け、子どもたちと一緒に記念撮影にも応じていただきました。


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