ぐるっと流山 たのしい書画展

ページ番号7590 更新日 平成23年6月23日

墨彩画や書道、たのしい書画展 26日まで生涯学習センターで開催中

「たのしい書画展」

 6月26日(日曜日)まで、生涯学習センターで「たのしい書画展」が開かれています。同センターで、墨彩画と書道の教室の講師を務める桑原万里子先生と教室に通う生徒さんたち約50人の合同作品展です。墨彩画が1人3点、書道が1人1点の作品を出品されていて、計100点が展示されています。


テーマは「きずな」

 桑原先生によると、今回の作品展は「きずな」がテーマとのこと。震災があっても、自分たちは変わりない生活を送れていることを喜びとし、一日も早い被災地の復興を願い出品者で義援金を募っているそうです。会場内には義援金箱も設置され、趣旨に賛同された来場者から浄財が寄せられていました。


「繋(つなぎ)」

 また、テーマに関連し「繋(つなぎ)」と題して、書と画を合わせた一つの作品が作られ会場奥に展示されています。書は、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」の歌詞を綴り、間にきれいな花の絵が描かれています。作品には約40人が参加し、書道などに使う条幅用紙(和紙)6枚に描かれています。全てつなげると8メートルになるという大作です。


墨彩画の作品の前で

 書道と墨彩画は同じ筆でかくそうですが、作品を見比べるととてもそうは見えません。会場に入ると正面に展示されている桑原先生の作品は、優しいタッチで描いた「晩秋」と強めのタッチの「桜(季節は巡る)」、さらに復興を願って描いたという、人が大勢集まった「広場」など。桑原先生は、墨彩画の教室では生徒さんたちに画題を自由に選ばせ、筆の使い方や色遣い、構図などを中心に指導されているそうで、長い方は3年半以上も続けられているとのこと。


墨彩画の作品の数々

 生徒さんで、墨彩画の作品「葛の花」「南天」「シンビジウム」を出展されている松戸市の中越弘江さん(68)は、桑原先生の展示会を観て墨彩画に惹かれ、教室に入って3年になるとのこと。「墨彩画は奥が深く、まだまだ勉強中です。見たものに自分の想いをプラスして描くようにしていますが難しいですね。自宅でも手軽にできるし、教室では同じ趣味を持った仲間が増えて楽しい毎日です」と語ってくださいました。


6月26日まで開催中

 この書画展は6月26日(日曜日)までで、時間は午前9時から午後9時まで(最終日は午後4時まで)。また、桑原先生が主宰する萬里の会の「書画に親しむ展」も、7月2日(土曜日)から7日(木曜日)まで、同じ生涯学習センターギャラリーで開催されます。時間は、午前10時から午後5時まで(初日は午後1時30分から、最終日は午後4時まで)。入場無料です。こちらもぜひ、ご覧ください。問い合わせは、桑原さん(電話04-7159-6391)まで。


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