ぐるっと流山　走力アップ講習会

ウルトラマラソン世界チャンプから学ぶ

　効率の良いランニングや暑さ対策、防災リスクマネジメントなどを講演と実技から学ぼうという走力アップ講習会が7月31日（日曜日）、生涯学習センターで開催され、約80人のランナーが参加しました。講師はウルトラマラソンの世界チャンピオン井上真悟さんです。

　この講習会は、10月9日（日曜日）に、流山おおたかの森駅前を中心に行われる東日本大震災復興支援第20回記念流山ロードレース大会を前に、効率の良いランニングなどについて、講演と実技で伝授するものです。講師の井上真悟さんは、お父さんの他界をきっかけに挑んだサハラ砂漠マラソンにおいて2年連続日本人1位（平成18年、19年）の実績を残され、以後、株式会社mont-bell トレイルランニングイベント インストラクター、のうみジュニアランニングクラブ ランニングコーチ、国境なきランナーズ公認レースアドバイザーなどの業務を行う傍ら全国各地の児童養護施設を中心とした講演活動へ取り組んでいらっしゃいます。

　また、競技者としても平成18年ギリシャスパルタスロン246キロメートル、世界9位、平成19年川の道522キロメートル大会最年少完走者記録更新、平成20年24時間走競技アジア大会準優勝、平成21年24時間走競技国内代表選考会優勝などの実績を経て、平成22年5月にフランスにて開催された24時間走競技世界選手権大会へ日本代表選手として出場。同種目ロード・アジア新記録（273.708キロメートル）を樹立し、20代初の24時間走競技ワールドチャンピオンとなり現在に至っています。

　参加された皆さんは、「世界のランナーに教えてもらった事、肩のまわし方、腕の振り方など、ワンポイントを教えてもらえ、確実にレベルアップした」、「ランニングフォームのみでなく、くつひもの締め方やリスク管理、大変勉強になりました。特にランニングや山への準備は気付かないこともありためになりました。講師の方も親しみやすく楽しく過ごせました」など感想を寄せてくれました。