ぐるっと流山 博物館子ども教室夏休みスペシャル1

ページ番号7556 更新日 平成23年8月4日

「縄文世界を体験しよう」

「縄文世界を体験しよう」の写真

  7月28日(水曜日)・29日(木曜日)、博物館で子ども教室夏休みスペシャル1「縄文世界を体験しよう」が行われました。これは、子どもたちに縄文時代を身近に感じてもらおうと企画したもので、昨年に引き続き第2弾となります。夏休み期間ということもあり、2日間で280名の親子が参加し、縄文時代を肌で感じ体験しました。


「土器を持ってみよう」の写真

  今年は、「土器を洗ってみよう」、「土器を持ってみよう」、「貝の種類を探してみよう」、「アンギン織をしてみよう」の4つのコーナーを設けました。「土器を洗ってみよう」のコーナーでは、今年の4月から6月まで発掘調査を行った江戸川台西4丁目の小谷貝塚から出土した縄文土器や石器を洗いました。遺跡から出土した土器のほとんどは破片です。土器を洗いながら色々な文様があることに子どもたちはびっくりしていました。


「貝の種類を探してみよう」の写真

  「土器を持ってみよう」のコーナーでは、小谷貝塚と同じ時期の中野久木谷頭遺跡から出土した土器を持ってもらいました。多くの皆さんの縄文土器に対するイメージは縄目の文様で、鉢の形をしていると思っている方が多いと思いますが、実は色々な文様や形の土器があります。参加した皆さんは、土器の特徴について、説明を聞きながら実際に持ったり、触ったりしました。「貝の種類を探してみよう」のコーナーでは、三輪野山貝塚から出土した貝を使って、どのような種類があるのかを形や文様の特徴から一生懸命に分類していました。さらに貝塚のどのような場所から出土していたのかを展示している貝層断面を見ながら説明を受けていました。


「アンギン織をしてみよう」の写真

 「アンギン織をしてみよう」のコーナーは、昨年に続き大好評でした。子どもたちは、作り方のコツをつかむと2時間程で3個から5個の作品を完成させていました。8月25日(木曜日)・26日(金曜日)には夏休みスペシャル2「昔の暮らしを体験して見よう」を行います。ここでは、火おこしや唐箕(とうみ)の体験や布ぞうり作りなどを行う予定です。布ぞうり作りについては、申し込みが必要で、定員10名です。(8月2日から申込みの受け付けをしています)是非ご参加ください。お問い合わせは、博物館(電話:04-7159-3434)まで。


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