ぐるっと流山 鰭ヶ崎小で草取りと側溝の清掃

ページ番号7544 更新日 平成23年7月8日

鰭ヶ崎小で草取りと側溝の清掃 保護者がボランティアで協力

泥の溜まった側溝を清掃

 7月8日、鰭ヶ崎小学校(吉田洋子校長)で、保護者の皆さんと同校の教職員による校内の草取りと側溝の清掃作業が行われました。これは、保護者の皆さんが年に1回は学校にボランティアで協力する、「一人1協力」という同校PTAの活動方針によるもので、この他、年間では窓掃除やバザー協力、体育館の清掃などがあるそうです。この日は、約80人の保護者の皆さんと、校長先生はじめ授業のない教職員が朝9時から約1時間、作業を行いました。


約80人の保護者が参加

 作業開始にあたり吉田校長が、「毎年行っている草取りと側溝の清掃作業ですが、今回は原発事故による影響で、排水溝や草地が比較的に放射線量が高いとも言われていますので、今日の活動は子どもたちの学校生活の安全にもつながります」と挨拶されました。皆さん、与えられた持ち場に移ると、排水溝に溜まった砂や泥をスコップで袋に詰めたり、校内のあちらこちらで草取りに汗を流しました。


子どもたちも応援に

 この日は、平日の作業のためお母さんたちの参加が多かったようですが、排水溝の清掃はお母さんたちには重労働です。皆さん、汗だくになりながらの作業に、休み時間になった子どもたちが外に出てきて、「大変そう!がんばって!」と声を掛け作業を応援していました。同校では、夏休みに入ると引き続き教職員が草取りや清掃作業を行うということですが、吉田校長は、この時期に保護者の皆さんに手伝っていただくと本当に助かりますと感謝されていました。


丁寧に草取り

 2年生の保護者の中嶋美穂子さんは、草取りを担当。プールわきで、芝生の中の草を一つひとつ丁寧にカマで刈り取っていました。「放射線の報道などで不安がる保護者の方もいます。私も測定器を買って、自宅の庭などを測ってみようと思っています。子どもが、外で遊んで帰ってきたら、すぐにシャワーを浴びさせたり、食材などは気を使っていますね。自分でできることだけはやっておこうと思います」と、語ってくださいました。


スコップで泥を袋に

 作業を終えてPTA会長の石井孝浩さんは、「今日は暑い中たくさんの保護者の方々にご協力いただきありがたい。毎年の活動ですが、放射線について不安に思う保護者の方もいらっしゃるので、今回の清掃が少しでも安心につながればいいですね」と話し、額の汗を拭っていらっしゃいました。なお市では、7月4日から市内小・中学校、保育所(園)などの建物周りの側溝、雨水桝の清掃を市や委託業者により実施しています。また、市が管理する公園についても草刈りを実施しており、学校の夏休み前には終了する予定です。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ