ぐるっと流山 「理科で遊ぼう」

ページ番号7523 更新日 平成23年7月25日

「理科で遊ぼう"」新川小学校の4年生が理科を学ぶ

新川小学校で理科の授業が行われ

 7月14日、流山市立新川小学校(坂本みどり校長)の4年生を対象に、理科「空気と水」の授業内容の理解を深める目的で、東京理科大学理工学部理学科教授・山下正文先生の授業を行いました。4年生2クラスが合同で、授業の前半は理科室で行われました。


ストローで飲み物を飲む実験

 理科室では、空気の移動、圧する、減じる、空気の移動で振動を生じるといった「空気の力を体験する実験」、ストロー内の空気を減じることで飲み物を吸い上げるという「飲料を飲む実験」、水を満たしたペットボトル内に少し空気の入った醤油差しを入れて、ペットボトルを外から押すと醤油差しが下がり、放すと上がるという「水中への力の伝搬の実験」、ペットボトルの底にゴムを取り付けた空気砲を使用して、ゴムを軽く叩いて空気の移動を感じさせるなどの「携帯空気砲で空気魂の押し出しと煙の噴出実験」、ダンボールで同様の空気砲を使う「大型ダンボールの空気砲の実験」が行われました。


ペットボトルロケットの発射実験

 授業の後半は、校庭で"ペットボトルロケット"の発射実験を行いました。山下教授自作の2つのロケットは、4回の打ち上げに成功し、児童から大喝采を受けました。山下教授のオリジナルの実験は、とてもわかりやすく目の前で見ることができ、児童はたいへん感動的だったと思います。また、その原理をわかりやすい語り口で説明したり、自作された道具を使って実験したりと、とてもインパクトがあり児童を引きつける内容でした。


大型段ボールの空気砲の実験

 子どもたちは真剣な眼差しで話を聞き、質問に対しては毎回ほぼ全員が手を挙げ競い合って発表し、実験にも積極的に参加するなど、暑い中、集中して授業を受けていました。また、いろいろな問いかけにも全員が自然に反応し、子どもたちが素直で純粋な表情で授業を受けていたのが印象的でした。「理科離れ」と言われてますが、今回の実験道具をたくさん使った授業、子どもに感動を与える授業、難しい現象をわかりやすく説明してくださった授業は、子どもたちの記憶にこれからもずっと残っていくことと思います。また、これを機会に理科好きな子どもが増えてくれればいいと思います。


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