ぐるっと流山 青木更吉さんが新刊を出版

ページ番号7488 更新日 平成23年8月31日

郷土史作家・青木さんが「東京新田を歩く」を出版 明治初期の下総牧開墾の歴史

著書『「東京新田」を歩く』の写真

 広報ながれやまで、今年4月から月1回の連載「聞き書き 流山本町界隈」を執筆いただいている市内在住の郷土史作家・青木更吉さんが、流山2丁目にある地方出版・崙書房から『「東京新田」を歩く 東京窮民の下総開墾』を出版されました。明治初期、維新後の東京で窮民となった人々が、千葉の下総牧跡で開墾に挑んだ。これを東京新田と呼び、これまであまり光が当てられなかった千葉の歴史の一面を、青木さんならではの現地取材と文献調査で書き下ろした珠玉の一冊です。


青木更吉さんの写真

 数多くの参考文献と50人を超える取材協力者からの聞き取り・・・。青木さんが10年にも及ぶ歳月を掛けた本書は、読み応えたっぷりです。また、文中には写真や挿絵、データも豊富に掲載されており、当時の生活や今に至る歴史が読み取れます。本書は、新書版で225ページ、定価1,575円(税込み)です。問い合わせは、崙書房(電話:04-7158-0035)まで。


写真や挿絵の写真

 青木さんにとって「房総の牧」を書くことはライフワーク。これまで、同じく崙書房から「小金牧 野馬土手は泣いている」「佐倉牧 続・野馬土手は泣いている」「小金牧を歩く」「嶺岡牧を歩く」「佐倉牧を歩く」の5部作を出版されています。今回の「東京新田を歩く」もこれに続くもので、青木さんは「次に予定している「明治の下総開墾を歩く」(仮題)で一応の完結を見る」とおっしゃっています。


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