ぐるっと流山 夏休みこども教室

ページ番号7479 更新日 平成23年8月8日

「煮干しの解剖とチリメンモンスターをさがせ!生物多様性ってなに?」

夏休みこども教室の様子の写真

8月4日(木曜日)図書館で、夏休みこども教室「煮干しの解剖とチリメンモンスターをさがせ!生物多様性ってなに?」が開催され、市内在住の小学生63人が参加しました。夏休みこども教室は、科学の実験を通して科学や科学の本に親しんでもらおうという趣旨で毎年開催されています。毎回、楽しいお話と実験が人気の講師・坂口美佳子先生は、全国の図書館や学校をまわって講演をされています。昨年は240回以上の教室で講師をされたそうです。


流山市内で出土した貝殻や動物の骨などの写真

  地球にはわかっているだけで175万種の生物種がいて、現在1時間で4種から5種の生物が絶滅しているといわれています。地球にはたくさんの生物がいて、それぞれが関係し合って命の輪を作っている中で私たち"ヒト"も生きています。私たちの生活にすぐに関係はなくてもすべての生き物はつながっている、という先生のお話に参加した小学生たちは聴き入っていました。途中には、博物館職員が、流山市内の縄文時代の貝塚から出土した貝殻やシカやウサギの骨の実物を見せながら、当時の人々が海や山の多くの種類の食料資源を利用して暮らしていたという説明をしました。


煮干しの解剖の様子の写真

  煮干しの解剖では、カタクチイワシの頭と体を分け、目玉、えら、脳、背骨、心臓などを取りだしました。低学年の子たちには、ボランティアグループの栞のみなさんがお手伝いをしてくださり、みんな一生懸命に探していました。最後はお待ちかねのチリメンモンスター探し。みんな虫眼鏡で真剣にモンスター探しに取り組み、森の図書館では、とても見つけるのが大変というタツノオトシゴを見つけた子が2人もいました。


チリメンモンスター探しの写真

  中央図書館で参加した小学1年生の渡辺絢心君は「おもしろかった、アジやシロギスやエビの赤ちゃんがすごく小さいのにちゃんと魚の形をしていて、どれも違っていて楽しかった」とお話してくれました。


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