ぐるっと流山 小学校の遊具の塗装ボランティア

ページ番号7465 更新日 平成23年8月11日

流山小学校の遊具をきれいに塗り替え 流山塗装工業会のボランティア 

小学校の遊具の塗装ボランティアの写真

  8月7日、今年も流山塗装工業会(大島正美会長)の皆さんによる小学校の遊具の塗装ボランティアが行われました。このボランティアは、昭和58年に会員の発案で始め、今年で実に29回目を数えるものです。


塗装作業をしている写真

  今年の会場は市内で最も歴史のある流山小学校。明治5年(1872年)に明治政府が全国に出した学制の発布を受け同年9月に常与寺(流山2丁目)に開かれた印旛官員共立学舎(先生と子どもを同時に教育する学校)が前身。その後、明治22年(1889年)4月に現在地に移転しています。来年は創立140年を迎える年ですが、これを前にグラウンドの遊具もきれいに化粧直しです。


遊具の塗装の写真

 大島会長と家業を継ぐ2人のお子さんも流山小学校の卒業生。先々代は、常与寺の学校に通っていたそうです。来年にはお孫さんが同小学校に入学する予定で、お孫さんは幼稚園の年長さんですが、頼み込んでクラブチームに加入させてもらっているというほどの野球好き。この日も、グラウンドではチームの練習が行われていました。


炎天下のなか丁寧な作業の写真

  今年も快晴となり炎天下での作業となりましたが、8人の熟練の職人たちは意も介さず、てきぱきと仕事に取り掛かります。まずは、錆びた部分や、塗装が剥げ落ちた部分を丁寧にへらでそぎ落とし、こびり付いた砂利や砂をタオルできれいにしていきます。最も重要なのはさび止めの下塗りだそうで、下地をきちんとしていない塗装はすぐに分かってしまうといいます。


カラフルな色づかいで塗装の写真

 色も、できるだけ子どもたちが楽しい気持ちになるように、色々な色を使い分けるようにしているといいます。鉄棒も、青と、若干白味を加えた水色と使い分け、全体としてカラフルで見ていても楽しめるように配慮されています。午前9時30分から始まった作業は昼過ぎには概ね完成。3色に塗り分けられたのぼり棒や、うんてい、鉄棒などは新品のようにピカピカです。


流山塗装工業会の皆さんの写真

 会員の皆さんは、休み返上で、塗料なども全て持ち出しで行ってくださっています。大島会長は「子どもたちが喜んでくれるとこちらも嬉しいですね。自分や息子たちが卒業した流山小学校をこうした形で恩返しできるのも感慨深い。今後も子どもたちのため、流山に貢献できるよう続けていきたいですね」と話してくださいました。


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