ぐるっと流山　「めざせ植物博士～流山をもっと知ろう～　第2弾　植物検定」

　 9月4日（日曜日）、文化会館で「めざせ植物博士～流山をもっと知ろう～第2弾植物検定」の1回目（全5回）が開催されました。当講座は、流山の自然をテーマに市内に生息する野草や樹木の名前やその特性など基本的知識を学ぶもので、野外観察会を主体に「直接見て、触れて、楽しみながら知る」対策セミナーと検定がセットとなった講座です。利根運河の生態系を守る会植物調査班の柳沢朝江さんと内海陽一さんの指導により実施されました。

　この日のガイダンスと講習会では、「身近な植物の見分け方＆覚え方」「葉の形」「葉のつき方」「花のつくり」「観察のマナーとハチ対策について」など植物の基礎について、プロジェクターを使用して説明がありました。受講生からは、鋭い質問もあり熱心さがうかがえる「植物検定」のスタートでした。

　2回目の9月11日には、「利根運河」の野外観察会（1）が実施され27名の方が運河駅に集合しました。各自用意したルーペ、ポケット図鑑を手に2時間余りの行程で利根運河の南側の土手を東に向かって歩き、生育している草や小さな花を先生の説明を受けながら観察しました。言葉だけでは分かりにくいところはイラストを書いて説明し、「植物を観察するときは、さわったりにおいをかいだり、五感を使ってみてください」などの話がありました。

　 植物の観察会ではありましたが、桜並木からはセミの鳴き声が、草むらからはコオロギらしき鳴き声、チョウやトンボ、川面にはサギやカルガモが見え初秋の自然を味わったひと時でもありました。3回目は10月16日に野外観察会（2）として「理窓公園」を観察、4回目は10月30日に野外観察会（3）として「市野谷の森」の観察を経て、11月に検定試験を実施する予定となっています。お問い合わせは、文化会館（電話：04-7158-3462）へ。