ぐるっと流山 流山おおたかの森駅にインフィオラータ

ページ番号7455 更新日 平成23年9月19日

届け!花と笑顔のエール 森のマルシェにて東日本大震災チャリティーインフィオラータ制作

きれいなインフィオラータ

 12月まで毎月第3土曜日に流山おおたかの森駅前広場で開催されている「森のマルシェ」。9月17日には同会場で、コラボレーション企画として東日本大震災チャリティーインフィオラータ「Flower‘s Yell」(フラワーズエール)が実施され、早朝から集まった親子連れなど、13人が巨大な花絵づくりに挑みました。


ショッピングセンター2階から

 フラワーズエールは、色とりどりのバラの花びらを使って花絵(インフィオラータ)を描き展示し、会場内で義援金の募金を行って、集まった浄財で、東日本大震災の被災地へ後日、10万本のバラを届けるという応援企画です。今回制作するインフィオラータの原画は、ミュージシャン・白井貴子さんがデザインしたもので、中央のスマイルマークの周りをハートが囲んでいます。「全国から集まるみんなのハートで被災地の皆さんのスマイルがどんどん大きくなるように」というメッセージが込められているそうです。


花をほぐすのも一苦労

 この日、制作されたインフィオラータは直径3メートルの円形で、原画に合わせて絵を彩るために用意されたバラは白、赤、ピンク、黄、オレンジの5色で合計約2千本。ただし、このバラは商品として市場に出ずに廃棄されてしまうバラのため、環境にやさしいイベントでもあります。インフィオラータの制作はまず、バラの花びらをほぐすことから始まりました。参加者は、それぞれの色ごとに、一つひとつ丁寧にバラの花びらをはずしていきました。


下絵に沿って丁寧に

 バラの花がほぐし終わると、いよいよ原画への花びらの貼り付けです。最初に、中央のスマイルマークから手掛けました。黒い線の部分は、カラーサンドを使用します。障子のりを下絵に塗って、丁寧にカラーサンドを置いていきます。バラの花びらは、下絵が見えないようにかなり厚みを持たせることがコツとのことで、結構大胆にちりばめ後から均一になるように整えていきました。


5色の花びらを使って

 この日は風が強く、花びらを水に濡らして貼り付けていきましたが、それでも別の色の所に花びらが飛んだりして、苦労されている様子もうかがえました。花の貼り付けが終わると、周りをあすなろの葉で囲んで完成です。午前8時30分に受け付けを開始して約3時間の作業となりましたが、参加者の皆さんは最後までお付き合いくださいました。


子どもたちもがんばりました

 フラワーズエールを運営する株式会社インフィオラータ・アソシエイツの宮丸明香さんは、「風が強かったのにもかかわらず、参加者の皆さんが集中して作業してくださったので予定より早く完成しました。出来栄えは上々です」と語ってくださいました。近くのマンションにお住まいで、お父さんお母さんと3人で参加された小山小2年の渡辺裕賀ちゃんは、「花をほぐすのが大変だった。たくさんの人に見てもらいたい。そして絵柄のようにみんな笑顔になってくれたらうれしいです」と満面の笑みで話してくれました。このインフィオラータは、翌々日の19日まで展示され、多くの人の目に留まり笑顔を広げていきました。


同じ会場でライブペインティングも

 また、同じ会場内では、国連支援交流協会流山支部(時任きよ子支部長)がブースを設け、参加型ライブペインティングを行いました。ライブアーティストの伊勢琴子さんの描いた森の下絵に、子どもたちが自由な色を付けていきました。同支部では、「小さな森づくりin流山」と題した活動も続けており、シイやカシなどの苗木を育て「里親」に引き継ぎ1万6,500本の植樹を目指しているそうです。


完成して参加者の記念撮影

 この日も、無農薬・無化学肥料栽培の野菜や、厳選された素材で丁寧に作られた食や雑貨を求めてたくさんの方が森のマルシェの会場に足を運ばれました。次回は、10月15日(土曜日)に「やきやきマルシェ」と題して行われます。「炭火でいろいろ焼いてほおばろう!」。キャンピングカーやアウトドアグッズも展示予定です。ぜひ、ご来場ください。問い合わせは、市役所マーケティング課(電話:04-7150-6308)まで。


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