ぐるっと流山 「老人&こどもフェスティバル」

ページ番号7440 更新日 平成23年9月30日

214名の方が参加しました

「老人&こどもフェスティバル」(敬老会)

  秋晴れの9月27日、西深井小学校(田嶋久美子校長)と新川北部地区社会福祉協議会(吉田文男会長)による「老人&こどもフェスティバル」(敬老会)が開催され、70歳から95歳の高齢者127名と小学4年生の児童32名、東深井中学校の理科部の生徒16名、真和友の会などボランティアを含め214名が参加しました。


クラリネットの演奏

 田嶋校長先生から「明るく伸び伸びと育っている西深井小の子どもたちは、今日の日を楽しみに練習してきました。ふれあいの中で 学ぶ事が出来れば幸いです」と挨拶があり、フェスティバルが始まりました。お赤飯の昼食をいただきながら、クラリネットの音色を楽しみました。演奏は、平方にお住まいの「流山市学校サポートボランティア」の片桐公男さん。鉄腕アトムのお面をつけて「山手線で鉄腕アトムの主題歌を発車のベルに使ってるのは何駅でしょう?」とクイズ形式のお話もあり、「鉄腕アトムの主題歌」を元気に「上を向いて歩こう」をしっとりと演奏して下さいました。


真和踊りの会の皆さんによる踊り

 真和踊りの会(名取・雅優都貴さん)は大震災の被災者へのメッセージを込めて東北地方の民謡「花笠音頭」と「大漁歌い込み(遠島甚句入り)」を8人で力強く踊って下さいました。


東深井中学校理科部の生徒たちによる実験

 初めて中学校に声かけをして参加していただいた、東深井中学校理科部の顧問と生徒16人の皆さんの実験も行われました。簡単な実験で、お弁当用の醤油さしのお魚の口にナットの重石につけ水を少し入れ、水を入れたペットボトルにお魚を入れて蓋を閉めます。ペットボトルを握る強さによりお魚が浮いたり沈んだりする浮力の実験で、生徒たちは、高齢者の席を回り一緒に作って説明をしていました。この日、東深井中学校の岡林校長先生も訪れ「昨日ぎりぎりまで実験の準備と説明書作りをしていました。地域と密着した教育で理科部にとってもためになった会になりました」と感想を話されました。


小学生による朗読劇

  小学4年生の発表は、この日のために一生懸命練習した「もりのかじや」。子どもたちが歌い、手振りの見本をします。そして会場全体で歌と振りを一緒に行いました。朗読劇と歌「とべないホタル」は、羽の先っぽが曲がっていて飛べないほたるの「ピピ」が、危険が迫った時に懸命に仲間に知らせ、力をあわせれば何でも出来るという内容の物語です。スクリーンに拡大投影された絵と力強い朗読、澄んだ歌声が体育館に響きました。


「道具装備体験」

 ふれあいタイムでは、「車椅子」と「道具装備体験」。高齢者を車椅子で介助するコツなどの説明があり、高齢者の乗った車椅子を児童が障害物のマットを避けながら押す体験も行われました。最初は緊張している様子の子どもたちでしたが、車いすに乗っている方との信頼関係ができてくるとお互い笑顔になっているのが印象的でした。道具装備体験では、児童が足に重りをつけて杖をつき白内障体験眼鏡をつけて歩きます。高齢者になると、歩く時どのような状況になるかという体験で、介助するのは高齢者です。体験した児童は「良く見えないので歩くのが怖い。足が上がらない。」と感想を述べてくれました。


玉入れ

 玉入れも行われました。児童が「一緒にやりませんか?」とお誘いし、紅白に分かれて玉入れ。勝っても負けても童心に返って笑顔がこぼれていました。みんなで大きな輪になって流山市民音頭も踊りました。最後は、子ども達代表の感想発表で「初めて車椅子を押しました。思った方向に進みませんでした。今度ひいお婆ちゃんの車椅子を押してあげたいと思いました」、「今日は、すごく温かいものをもらったような気がします。今、僕は感動しています!」、参加した方からは「子どもの顔を見るだけでも元気が出る」「朗読劇が良かった、感動しました」「楽しかったー」と感想がありました。次回の新川北部地区社会福祉協議会の催しは、11月6日(木曜日)西深井福祉会館で高齢者食事会を予定しています。 


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