ぐるっと流山 男女共同参画「情報紙編集講座」

ページ番号7435 更新日 平成23年10月6日

~講座で学んで実践へ~

「男女共同参画を理解しよう」と題しての講義の写真

 9月22日・29日の2回構成で、「情報紙編集講座」が開催されました。第1回目の9月22日は、国立女性教育会館客員研究員の西山恵美子さんを講師に招き、オリエンテーション「男女共同参画を理解しよう」と題しての講義です。戦後からの男女共同参画社会実現のための取組みでは、昭和50年の「国際女性(婦人)年」では、世界の女性の大きな動きになりました。日本では国籍法の改正・男女雇用機会均等法・家庭科の男女共修を経て、昭和60年に「女子差別撤廃条約」に批准しました。


講師の国立女性教育会館客員研究員の西山さんの写真

 平成11年に「男女共同参画社会基本法」が制定され、『男女は社会の対等な構成員であり、自らの意思であらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、共に責任を担うべき社会を形成すること』と定義し、国や地方公共団体及び国民の責務も示されました。国民は男女共同参画社会づくりに協力しなければならないとの説明がありました。


男女共同参画情報紙~私らしく あなたらしく~「結」の写真

 次に、現代社会の課題として、変化する家族・家庭、生活様式や女性の肩にかかる家事・育児、DVの問題、女性の労働力、高齢者が安心して暮らせる条件整備、地域の暮らし、災害に強いまちづくりなどの問題について話され、男女共同参画啓発のための情報紙は、「だれに向けて、どんなことを知らせたいのかを表現したらいい」と話されました。


「編集のプロに教わる情報紙づくりの基本」の講義の写真

  第2回目の9月29日は、「編集のプロに教わる情報紙づくりの基本~企画・立案・構成・レイアウト~情報紙をつくろう!」と題して、講師は文化工房のディレクター・ライターの紅谷りかさんです。情報紙づくりの基本を学びました。~企画と紙面構成を考える~として、デジタルと紙の良さの比較、読者を見失わないことやメリハリのある紙面構成・企画に愛情を持つことが大切であると説明がありました。


講師の文化工房のディレクター・ライターの紅谷さんの写真

  制作(取材・撮影・原稿)は、あらかじめネタを仕入れておくことやキラリと光るものを見逃さないこと、中学生が理解できるような内容、書き上げた原稿を音読してみるなどプロならではのお話でした。面を仕上げるには、校正は複数人で複数回行う、迷ったらシンプルな方を選ぶ、余白は余白の仕事をしている。また、見出しに動詞を使うのも効果があるなど、参加者は、「なるほど」との声が聞かれました。今後は講座参加者の有志が、流山市の男女共同参画情報紙~私らしく あなたらしく~「結」を作っていきます。


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