ぐるっと流山 家庭教育講演会「子どもを伸ばすお手伝い」

ページ番号7420 更新日 平成23年10月14日

子育て中のお母さんなど多くの方が参加しました

子育て中のお母さんなど多くの方が参加

 10月7日文化会館で、家庭教育講演会「子どもを伸ばすお手伝い」が開催されました。講師は、平成12年に100万部を超すベストセラーとなった『「捨てる!」技術』を出された辰巳渚さん。辰巳さんは出版社勤務を経て、フリーのマーケティングプランナーとして独立、文筆家として『片づけなくてもいい!技術』『家はこんなに変えられる』『子どもを伸ばす毎日のルール』ほか多数のご著書を出され、家事塾代表として各地で講演されるなどご活躍中です。


ベストセラー作家・辰巳渚さん

 今の子どもの現状はどうなっているのか。生きる力、考える力が落ちているのでは、と分析する辰巳さんは、「子どもが育つ場は家庭です。生きる力や考える力を自ら育むことができるようにするには、家事に関わることが大切。家事を教えるのは親しかできない。自立の先に自律がある。」そして、「子育ては家から出す日がゴール」と考えていると話していました。


具体的なアドバイスがたくさん

 パソコンのパワーポイントを使っての講演でしたが、会場のお母さん方との質問のやりとりもありました。家の手伝いを全くしない子どもには、しつこくても365日言い続けることが親の愛情ですよと話していました。さらに片付ける習慣のポイントなど、具体的なアドバイスもあり、改めて会場のお母さんたちは、日々の生活を振り返っていらっしゃるようでした。子どものやる気をなくさせる言葉として「みっともない、早く、何の役にも立たない」や「何回言ったらわかるの、~しても知らない、それじゃ今日だけよ」などとの辰巳さんの話に、来場者の中には苦笑いしながらうなずく姿もありました。会場からの質問「子ども3人のうちの1人が、手伝いを一切しない」には、「早く家から追い出しなさい」と辰巳さん。一人で暮らす経験が、そのあとの結婚や子育てをスムーズにさせると話していました。


家庭教育講演会「子どもを伸ばすお手伝い」

 今回の家庭教育講演会は、流山市内23校の小中学校保護者の方々と公民館の協働企画の一つです。このほか、10月25日には北部公民館を会場に、千葉大学・明石教授の「放課後のこどもたちの姿について」の講演や、11月26日には千葉県警音楽隊の演奏と携帯電話の落とし穴についてのミニ講演のイベントも予定されています。入場無料ですので、是非ご参加ください。問い合わせは文化会館(電話:04-7158-3462)まで。


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