ぐるっと流山 講演会「気持ちの伝わる話し方~より良い人間関係を築くために~」

ページ番号7418 更新日 平成23年10月14日

講演会「気持ちの伝わる話し方 ~より良い人間関係を築くために~」

講演会「気持ちの伝わる話し方~より良い人間関係を築くために~」

  10月12日(水曜日)文化会館ホールで、元NHKキャスターでエッセイストの村松真貴子さんによる講演会「気持ちの伝わる話し方~より良い人間関係を築くために~」が開催されました。これは、60歳以上の市民の方を対象とした「ゆうゆう大学」の公開講演会として行われたものです。


多くの方が参加

  講師の村松さんの第一声は「こんにちは」。明るく透き通った声が会場全体に響きます。この言葉は村松さんが一番大切にされている言葉とのこと、会場の雰囲気が一気に和らぎました。講演は村松さんの自己紹介から。最初にアナウンサーになろうと思ったきっかけやNHKアナウンサー時代のエピソードなど、ユーモアを交えながらのお話に観客は引き込まれていきます。


調音の練習

 続いて、調音の練習です。「新人シャンソン歌手による新春新人シャンソンショー」、「特許許可局 日本銀行国庫局」などを参加者に発音してもらいます。なかなか上手に言えない人も村松さんにちょっとしたコツを伝授してもらうと、魔法のようにスラスラと・・・・。また、「かえるぴょこぴょこ・・・」の早口言葉を「赤ちゃんのように」「死にそうなカエルで」との村松さんの注文に応えて参加者の方がステージ上で発音すると、会場は笑いに包まれました。


講師の村松さんによる朗読「おばあちゃんの定期券」

 次は、講演会のタイトルになっている「気持ちの伝わる話し方」について。「体は楽器、表情筋を意識して話しましょう。言葉は未来を作る道具、自分の体は自分自身で演奏しましょう。良いことがあったから笑顔になるのではなく、笑顔でいればよいことが起きるのです。言葉は、皆が気持ちよく生きるために使ってこそ輝きを増します。」など村松さんが今までに感じられた様々なことを交えての話に引き込まれていきます。また、ボケないための6か条も(友達を作る、新しい趣味を持つ、自然を観察しながら歩く、身だしなみに気を配る、毎日30分昼寝をする、野菜・果物をたくさんとる)教えていただきました。


元NHKキャスター・エッセイストの村松真貴子さん

 最後には村松さんによる朗読「おばあちゃんの定期券」と「しわくちゃの百円札」。ご自身が経験された言葉の大切さ、人とのつながりの大切さを、映し出される写真と音楽とともに朗読されました。先ほどまで笑いに包まれていた会場はしっとりした雰囲気に。「明日が来ない日もあるんです。今日を一生懸命生きていきましょう。」の言葉が心に響きました。たくさんの方が気持ちを新たにされたようです。参加された方は「あっという間の時間でした。素晴らしい時間をありがとうございます。」などと皆さん満足の様子でした。次回のゆうゆう大学公開講演会は、来年3月10日(土曜日)ノンフィクション作家・佐野眞一さんによる講演を予定しています。お問い合せは、文化会館(電話:04-7158-3462)まで。


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