ぐるっと流山 子どもと本を結ぶ講演会

ページ番号7405 更新日 平成23年10月26日

「子どものこころ 詩のこころ」

講演会「子どものこころ 詩のこころ」

 10月23日(日曜日)、南流山センターホールで、子どもと本を結ぶ講演会「子どものこころ 詩のこころ」が開催され、市内外から212名の方が参加しました。この催しは、昨年に引き続き流山市子どもの読書推進の会(伊藤基会長)が子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成を受けて開催したものです。講師の工藤直子さんは詩や童話、絵本の翻訳などを多数手がけられ、詩集『のはらうた』などの作品が小中学校の教科書にも掲載されていて子どもたちにも親しまれています。


多くの方が詰めかけた会場

 今回の講演会に先立ち、本会では夏から中央図書館・森の図書館・南流山分館と新川小学校・流山北小学校ご協力のもと「すきなのはらうた」の人気投票を実施しました。人気投票で1位になった"いるかゆうた君"。講演会で工藤さんは、「はじめて1位になれてうれしい!」とコメント。


子どもたちによる詩の朗読

 次に新川小、流山北小の子どもたち4名が『のはらうた』の中から自分で選んだ詩を朗読しました。子どもたち一人ひとりに「何でこの詩を選んだの?」と聞くと、「理由がわからなくても好きだと思ったら、それは自分の中の詩人の魂と深いところで結びついているんだと思います」とコメント。工藤さんは、「読み手が詩と出会って泣いたり、共感したりするその受け止め方は読み手が作り上げた一つの作品です。それぞれの受け止め方をしてくれる方が詩も喜びます。私の詩は自由に変えて遊んでいいのよ」と話され、『おれはかまきり』の詩を思春期の少年風や68歳のおじいさん風に変えて朗読してくださいました。


「すきなのはらうた」の人気投票の結果

  最後には、みんなで『ほしふるよるに』を群読し、講演会は終了となりました。参加者からは「心があったかくなりました。子どもたちともっと詩を楽しもうと思いました」という声がたくさん寄せられました。「すきなのはらうた」の人気投票の結果は当日会場に掲示しました。中央図書館・森の図書館・南流山分館にも掲示してありますので、ぜひご覧ください。


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