ぐるっと流山 森の健康講座「震災の二次的被害」

ページ番号7397 更新日 平成23年11月1日

~今感じている不安を取り除くには~

森の健康講座「震災の二次的被害」

10月29日(土曜日)森の図書館で、森の健康講座「震災の二次的被害」~今感じている不安を取り除くには~と題して講演会が開催され、45名の方が参加されました。今年、3月大地震が起きて、繰り返し流れるテレビや新聞で津波や被災地の映像を観ることで震災の二次的被害を受けた方も多いと思います。半年以上経ったこの時点で生じやすいメンタルヘルスの不調や不安をどのように取り除いていくかを、ひだクリニック院長・肥田裕久さんにお話していただきました。


~今感じている不安を取り除くには~

 災害時何処にいましたか?災害が起きた時には、例えば血圧の薬を1日どのくらい服用しているかなどの情報源として 厚生労働省が薦めている「健康手帳・お薬手帳」を携帯するか、コピーをお財布に入れるなどしておくと災害時に大変役に立つとのお話から始まりました。1.震災前からあり、震災で増悪した。2.震災前にはなかったが、震災が契機になって始まった。3.病名はつかないものの何と無く不安といった震災による体の不具合についてのお話もありました。


講師はひだクリニック院長

 不安や心配は個人によって違いますが、理由もなく思い出して涙が出てしまうなどの不安から眠れない場合の睡眠方法についてクイズ形式で会場と一緒に考えました。例えば、「眠る前におなじことを、毎日習慣的に行うことは睡眠によいと思いますか?」は○。「お酒を飲んで眠ってしまおう!これはどうでしょう?」は×など。食生活を改善する、食事を家族や友達と一緒にとるなど、食事をしながらコミュニケーションをとることでストレスや不安の解消につながります。一人でかかえ込まないで周囲の力を借りることが大事ですと話されました。


デイリーニュースで放送予定

 ストレスにより体に何かしらの症状が出たら、症状を和らげる薬など専門家の力を借りることも大切。また、千葉県では人ごとにしない一言アクションが有意義であると『ちば心のキャッチボールプロジェクトひとごとにしないひと言アクション』が紹介されました。参加された方の中には「現在、震災や放射能に対する不安により休職中ですが復職に向けてトレーニングを始めています。大変わかりやすいお話が聞けて本日参加できて良かったです。」と感想を聞かせて下さいました。この日は、JCNコアラ葛飾の取材があり、11月2日(水曜日)午後6時からのデイリーニュースで放送される予定です(変更の場合もあります)。


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