ぐるっと流山 「笑って健康!お笑い大行進12」

ページ番号7384 更新日 平成23年10月11日

笑いと健康の関係を探るトークショーも 12回目を迎えたお笑い大行進

海老一染之助・染太郎さんの映像

  10月10日(祝日)、流山市生涯学習センターで「笑って健康!お笑い大行進12」が行われ、約200人のファンが詰め掛けました。健康都市宣言の街・流山から笑って健康づくりをと、「笑いと健康学会」の澤田隆治さんのプロデュースで、ほぼ毎月続けられている漫才演芸企画も今回で12回目。今回は、80代のいまもお元気に現役で活動されているあした順子さんから30歳コンビのコンパスまで、笑いあり、ものまねあり、マジックありの老若男女が楽しめる7組の芸人さんが集合しました。


コンパスのお二人

  澤田さんが自ら制作したDVDで、昭和の名人芸を上映しながら、浅草の芸人一家に生まれ育ったチャキチャキの江戸ッ子芸人あした順子さんとのトークショーでオープニング。懐かしい映像を一緒に楽しみながら笑いと健康の話を客席に伝える工夫を試みました。この日、上映されたのは、「おめでとうございます」と言いながら和傘の上の毬や、口にくわえた棒の上の土瓶を回す伝統演芸「太神楽(だいかぐら)」が有名な海老一染之助・染太郎兄弟の映像です。澤田さんは、こうした映像を高齢者施設で上映する福祉活動も続けていらっしゃいます。

  トークショーの後は、いよいよ漫才です。トップバッターは、7月末に国立演芸場で文化庁平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業で「漫才新人大賞」に輝いた流山が生んだ期待の星・コンパスの登場です。10月4日に朝日新聞に紹介されたばかりの2人ですが、この日は、その取材をした記者が客席にいらしているのに、記事や記者をネタに笑いを誘うきわどいやりとり。できたばかりの桃太郎の新作ネタを披露しました。コンパスは、NHK『オンバト+』(10月30日午前0時50分から1時20分まで放送予定)で、地方予選収録に勝ち残れれば放送される予定だそうです。

  若手のコンパスに続いて登場したのは、煙管を楽器のように操るベテラン名人芸・ひびきわたるさんの物まね漫談です。乳児の泣き声や鶏の鳴き声、カエルやトドの物まねも煙管一本で表現します。次の出演は、高校時代の劇団ひまわりから始まり、楢山節考の松やん役で女優デビューし、「おわかれ」で歌手デビューもしたという「にゃん子」さんと、幼稚園の先生を経て芸能界入りした「金魚」さんの女性漫才コンビ、すず風にゃん子・金魚のお二人。生年非公開のまま自らを年金受給者とするネタで、元気いっぱいにステージで飛んだり跳ねたりして笑わせます。

  NHK「ごきげん歌謡笑劇団」などで人気のツーライスのお二人は、「前、前、後ろ、前、後ろ!」、「右、右、左、右、左!」というリズム感のあるネタで客席を巻き込んでいきます。エルガーの行進曲「威風堂々」に合わせてスローモーションでストーリーを展開したり、指揮者と声楽家に役を分けて歌を織り交ぜるなど器用なところを見せながら新しい漫才を披露しました。

  カードマジックなどで有名なブラック嶋田さんは、マジック世界大会の日本代表として活躍したのをはじめポルトガルで開催された世界大会コミック部門で第4位、平成12年には日本ベストマジシャン、平成13年には、パラオ大統領就任式および独立記念日に大統領官邸にて「たばこマジック」を披露したという輝かしい経歴の持ち主。客席から市民の方をステージに招き、マジック教室も行い、惜しみない拍手を贈られていました。


ギター漫談・堺すすむさん

  「なーんでか」のギター漫談・堺すすむさんは、フラメンコを歌いながらなぞなぞやトンチを次々と連発。北島三郎さんや森進一さん、尾崎紀世彦さんらの物まねも織り交ぜながら、時間を延長してトリを飾りました。このイベントは、株式会社テレビランドの協力を得て続けられていますが、客席最後尾席にはカメラが並びステージの収録も行われました。

  「笑いと健康学会」(澤田隆治会長)と「社団法人漫才協会」(青空球児会長)の協力を得て、流山文化のまちづくり実行委員会(宮原哲也会長)と流山市生涯学習センター指定管理者アクティオ株式会社の共催で昨年8月から開催されている「笑って健康!お笑い大行進」。次回は、11月12日(土曜日)午後1時30分から4時まで流山市生涯学習センターで開催されます。チケットは、一般2,000円、高校生以下1,000円、友の会1,500円で好評発売中。お問い合わせは、流山市生涯学習センター(電話:04-7150-7474)へ。


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