ぐるっと流山 『放射線に関する研修会』

ページ番号7369 更新日 平成23年12月5日

"小・中学校の先生"を対象とした『放射線に関する研修会』を開催

『放射線に関する研修会』

 11月25日(金曜日)、生涯学習センターで小・中学校の先生対象に『放射線に関する研修会』が行われました。小・中学校合わせて43人の理科を担当する先生と教育委員会総務課の職員2人が参加しました。


東京大学環境安全本部准教授・飯本先生

 講師は、東京大学環境安全本部准教授・飯本武志先生と、財団法人日本原子力文化振興財団(あとみん)の科学文化部・三口江利さんです。飯本先生は、平成8年早稲田大学大学院をご卒業後、平成19年に現在の役職につかれるまで、原子力研究、放射線関係の分野で活躍されており、御専門の分野は放射線の安全ということです。また、今回の文部科学省が発行した『小・中・高学生のための放射線副読本』の作成委員会において、編集に携われた先生でもあり、今年の6月8日に東葛飾6市で、統一的な放射線測定を実施するために、設置しました東葛飾地区放射線量対策協議会のメンバーとしても参加されております。また、市内の保育所などに、自ら進んでボランティアとして出向いて、保護者の方々に放射能に関する説明を進んでお話しをするなどの活動をされています。


40人以上の参加がありました

 今回は、副読本を活用して、小・中学校での授業の進め方などについて、より具体的にご指導をいただきました。データの見方について、いろいろな測定値の単位の意味、また「身近に起きている現象や現存する物等と今回の測定した放射線量値と対比することで、より具体的なイメージが伝えられる。」といった、わかりやすく、いろいろと工夫された精錬された講義内容でした。


小・中学校での授業の進め方などについてご指導いただきました

 受講者からは、「難しい言葉や内容をかみ砕いて話していただいた。」「とても熱心に話していただき感謝の一言です。」「日頃なぜ?と思っていたことがわかってすっきりした。」「時間が短かった。更に調べて生徒に伝えていきたいと思った。」等の感想が寄せられました。いろいろな放射能、放射線量に関する情報が錯綜している中、放射能などに関する基本知識はもとより、データの読み取り方、副読本で扱っている写真、さし絵等の具体的な扱い方など、教育の現場で生かすことができるように、多方面から御指導をいただきました。


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