ぐるっと流山 ボーイスカウト流山第2団のスカウト祭

ページ番号7352 更新日 平成23年11月14日

バザーやゲームのほかとん汁のサービスも

ビーバー隊が開会宣言

 11月13日、森の図書館隣接の東深井地区公園アクティブ広場で、ボーイスカウト流山第2団(竹内司団員長)のスカウト祭が行われました。同団は、昭和38年の発団から北部地域を中心に活動し実に48年になるもので、同団のスカウト祭は、地域の皆さんに開放されたイベントとして、近隣や森の図書館を訪れる方々が足を運びます。


無料のとん汁が振る舞われました

 ビーバー隊(幼稚園から小学2年生)の2人の開会宣言で始まったまつりは、そこかしこに焼そばや焼きおにぎりのいい香りがただよってきます。一番の人気は無料のとん汁。300食用意されたとん汁が、訪れた人たちに振る舞われます。面白いところでは、炭火であぶったマシュマロが子どもたちに人気。とろけたマシュマロが中はトロトロ、周りはカリっとして不思議な食感が楽しめるそうです。


みんなで尻尾取りゲーム

 風船の無料配布や、バザー、木の実のリース作り、スーパーボールすくいのほか、広場の一画では、スカウトと一般の子が混じっての尻尾とりゲームも。いっぱい尻尾を取った子にはご褒美のプレゼントもあります。イベントの最中には、ボーイスカウトに興味があるという親御さんが、何組か本部で説明を聞いていました。男の子だけでなく女の子の入隊も多く、30人いるスカウトの子どもたちの約半数が女の子だそうです。特に最近では、団の中で兄弟のような付き合いができると、一人っ子のお子さんの入団希望も多いそうです。


焼そばや焼きおにぎりも人気です

 正村雅幸育成会長は「入隊したときにはキャンプで泣いていた子がたくましく育っていく姿を見るのは嬉しいですね。スカウトは、横のつながりだけでなく縦の関係を経験できるので、社会性を身に付けるのはもってこいだと思います。特別な人間でなくても、きちんとルールを守って自分のことは自分でできる、そして、他人に手を差し伸べられる人間になって欲しいと思っています」と話します。何十年も脈々とつながるリーダーとスカウトの関係も魅力だそうで、正村さんが小さい頃スカウトで指導した子が何十年ぶりかに電車で偶然出会い、話しかけてきたときはびっくりしたと微笑んでいました。


ベンチャー賞の小林君

 高校1年生の小林将騎くんは今回ベンチャー賞を受賞しました。同賞は、1泊のキャンプの企画・立案から実際の西深井のキャンプ場での野営まで全て1人で行い、終了後、報告書の提出とともに幹部の皆さんの面接を受け、心身ともに成長したことを確認された者のみに贈られる栄誉ある賞です。小林くんは「テントの設営から食事、水の調達まで全て1人で行いました。初めて1人で夜を過ごすのは心細かったですが、次のハヤブサ賞目指してまた頑張ります」。自分で成長したって感じる?聞くと「あまり変わったという自覚はありませんが」とちょっと照れながら答えていました。


ゲームで景品がもらえます

 とん汁作りに参加していた小林くんのお母さんは、将騎くんについて「スカウトで小さい頃から大人や学年が異なる子たちと接する機会が多いせいか、物怖じしないというか、色々な世代の人と積極的に話すことができるようになったようですね」とおっしゃっていました。親御さんも活動支援で大変じゃないですかと尋ねてみると「リーダーの方や子どもたちと色々な活動ができて、実は自分が一番楽しんでいるかも」との答が返ってきました。


風船の無料配布も

 ボーイスカウト流山第2団では、毎月第2日曜・第4日曜に一日体験入隊を行っています。対象は、幼稚園年長さん以上であれば男女を問わないそうです。問い合わせは、流山第2団・正村さん(電話:04-7153-3030)へ。


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