ぐるっと流山 「ユニセフ平和教室」

ページ番号7338 更新日 平成23年11月21日

流山北小学校と西初石小学校で実施

「ユニセフ平和教室」

 本市の平和施策事業の一環として、日本ユニセフ協会の協力を得て、毎年市内の小学校2校で「ユニセフ平和教室」を実施しています。今年度は11月18日(金曜日)に、流山北小学校(6年生)と西初石小学校(5年生・6年生)で実施しました。


流山北小学校と西初石小学校で実施

 世界中には、食料不足による栄養失調の子どもや近くに学校がないため学校に行くことができない子どもたちが大勢います。そこで、「ユニセフ平和教室」では、日本ユニセフ協会のご協力により、世界の子どもたちの現状を学び、ユニセフの活動や体験学習を通じて、平和について考える教室を開催しています。


話に聴き入る子どもたち

 はじめに、「ユニセフと地球のともだち」と題したDVDを視聴しました。その中で、何キロも離れた場所まで水をくみに行く子どもたちが紹介されました。子どもたちにとって、飲み水としては不衛生な場合が多いため、下痢から脱水症状を引き起こし、亡くなってしまうことも少なくないそうです。また、学校に行けず、道路で花を売ったり、たばこ工場で働いたりする子どもたちも紹介されました。


体験学習

 映像を見た小学生たちからは「日本と違って食べ物がなく、学校に行けない子どもがいて驚いた。日本は平和だと思った。」などの感想がありました。また、たばこ工場で働く少女の給料が12時間労働で日給55円という話を聞き、児童からは驚きの声が上がりました。


ネパールの水がめを運ぶ体験学習

 次にネパールの水がめを使った体験学習を行いました。水を入れた水がめは15キログラムもの重さになり、実際に水を運ぶ体験をした児童からは「想像していたよりもずっと重たかった。こんなに重たい物を1時間以上も運ぶのは大変だと思う。」といった感想が聞かれました。


蚊帳(かや)

 現在、世界中で4秒に1人、年間で約710万人もの子どもたちが亡くなっています。ユニセフでは、この尊い命を守るために命の水づくり「経口補水療法」やマラリアから身を守る「蚊帳(かや)」などについての知識普及に努めています。


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