ぐるっと流山 うんがいい!朝市でハンドベルライブ

ページ番号7325 更新日 平成23年11月28日

公募の参加者が練習を重ねています

ハンドベルの練習

 クリスマスイブの12月24日(土曜日)に開催される、毎月恒例となった「うんがいい!朝市」で、ハンドベルのライブが行われます。奏者は、広報ながれやま11月1日号などの公募により集まった、30代から60代の女性14人です。参加者のほとんどが未経験者の方ばかり。11月27日には、利根運河沿いにある割烹新川の離れ「新川ティーサロン」で2回目の練習が行われました。


全員で息を合わせて演奏

 この日は11人の方々が練習に参加しました。講師を務める小田伊佐子さんは、プロのハンドベル奏者という訳ではありませんが、ご主人の仕事の関係でタイのバンコクに家族で駐在していたころに、子どもたちのためにと駐在仲間でハンドベルの演奏をクリスマスなどに行っていたそうです。「ハンドベルは少し練習すればだれでも演奏できます。ただし奏者の息が合わないと音がバラバラになってしまいます。今回は、参加した皆さんがどれだけ練習の機会に仲良くなって、当日までにタイミングを合わせられるかがポイントです」と語ってくださいました。


透き通った音色が魅力のハンドベル

 ハンドベルというのは、その名の通り手に持って鳴らす「鐘」のことです。鐘のひとつひとつは単音しか鳴らせませんので、曲を演奏する場合には、音階分のハンドベルが必要となります。今回は、奏者一人で2つから4つのハンドベルを担当するそうです。当日演奏される曲は、映画の「ビルマの竪琴」や「火垂るの墓」でも使われたイングランド民謡の「埴生の宿」、クリスマスキャロルの「もみの木」や「神の御子は」など4曲から5曲を予定しているそうです。


楽譜を見ながらタイミングを合わせて

 まずは、ハンドベルを上手に鳴らす練習から始まりました。肩から腕にかけて力を抜き、スナップを使ってベルを振るのがコツとのこと。「リン、リーン」というハンドベルの透き通った音色が会場に響きました。続いて、前回練習した「埴生の宿」を復習で演奏し、次の曲「もみの木」の練習に移りました。演奏に使う楽譜も、講師の小田さんの手作り。ハンドベル用に自ら編曲されたそうで、大変なようですが和音を考えて楽譜を作るのも楽しいとのこと。参加者に楽譜が配られると、それぞれ担当する音に色鉛筆で印を付けました。


小田講師の手作りの楽譜

 曲中で、自分がハンドベルを鳴らすタイミングを確認すると、実際に演奏の練習に入りました。始めは、タイミングが合わなかったり音を間違えたりする場面も多く、皆さんベルを振る腕も控え気味でした。そこで小田さんから、「もし音を間違えてもシラーっとした顔で演奏を続けてください。本番でも、だれが音を間違えたなんてだれにも分かりませんから」とアドバイス。会場を笑いが包み、そこからは皆さんも自身を持って演奏するようになり、声を掛け合いながら和気あいあいとした雰囲気の中で息の合った演奏が続きました。


練習会場は新川ティーサロンのご協力で

 この日が練習初参加の天野圭子さんは、以前に自治会のイベントで少し演奏した経験があるそうで、その時からハンドベルの音色が大好きになり、今回の演奏会にも参加されたとのこと。「専業主婦で、子どもたちにお母さんはいつも何してるのと聞かれるので、今回は、子どもたちの前でハンドベルを上手に演奏している自分を見せてあげたい」と意気込みを語ってくださいました。


難しいところを繰り返し練習

 ハンドベルライブは、12月24日(土曜日)のうんがいい!朝市の会場で、午前9時からと11時からの2回公演が予定されています。衣装は揃えられないものの、サンタの帽子は皆さんでかぶるそうです。残り4回の練習を行い、本番を迎えます。天使のハーモニーとも称されるハンドベルならではの美しい音色を、14人のリンガーの息の合った演奏で、ぜひお聴きください。問い合わせは、利根運河交流館(電話:04‐7153‐8555、月曜・火曜休館)まで。


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