ぐるっと流山 緊急援助隊関東ブロック合同訓練

ページ番号7322 更新日 平成23年11月7日

長野県松本市と塩尻市で実施

緊急援助隊関東ブロック合同訓練

 11月1日(火曜日)・2日(水曜日)の2日間にわたり長野県松本市及び塩尻市の2つの会場において平成23年度緊急援助隊関東ブロック合同訓練が実施され、流山市消防本部ではこの合同訓練に消火部隊1隊5名、後方支援隊1隊3名が参加しました。


部隊運用訓練

 この訓練は、大規模災害が起きた場合に活動する緊急消防援助隊相互の連携強化を図ることを目的とし、平成23年11月1日(火曜日)午前9時に、長野県中部を震源とする地震が発生したという想定で、関東地区1都9県及び新潟県並びに岐阜県の緊急消防援助隊が長野県の各会場に集結し、部隊運用訓練を行うものです。


長野県を含む緊急消防援助隊

 長野県を含む緊急消防援助隊は、平成7年の阪神大震災を教訓に全国の消防本部に組織されました。合同訓練は、大規模災害発生時の各都道府県の協力態勢を確認するためブロックごとに毎年行い、県内開催は10年ぶりです。


約千人が参加

 訓練には同援助隊に加え陸上自衛隊、県警、災害派遣医療チーム(DMAT)など約千人が参加。参加者には訓練内容の一部を事前に明らかにしないほか、松本、塩尻、安曇野の3市に会場を分散し夜間訓練や野営も取り入れ、より本番に近い形で実施しました。


重機や特殊な工作車を使った訓練も行われました

 初日は、東日本大震災で陸路が閉ざされた経験を踏まえ、県営松本空港を生かし迅速に被災地に向かう訓練などをしました。また、孤立集落からの救助訓練などで同空港を拠点に10機ほどのヘリコプターが飛びました。隣接する松本平広域公園では倒壊建物やトンネル内の多重衝突事故、塩尻市内の工業団地では土砂災害を想定し、重機や特殊な工作車を使った訓練も行われました。2日目はヘリコプターによる消火や鉄道脱線などを想定した訓練を実施しました。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ