ぐるっと流山 ヒダノ修一SUPER太鼓SESSION

ページ番号7316 更新日 平成23年12月26日

津軽三味線のクリスマス・メドレーなども

ヒダノ修一SUPER(スーパー)太鼓SESSION(セッション)

 ヒダノ修一SUPER太鼓SESSION(スーパー太鼓セッション)が12月24日(土曜日)、流山市生涯学習センターで行われ、200人を超すファンが和太鼓や津軽三味線などのクリスマスコンサートを楽しみました。太鼓ドラマー・ヒダノ修一さんは、9月に流山市文化会館で開催されたジャズフェスティバルでも猪俣猛さんのバンドにゲスト出演され、大変な人気を博しました。今回は、「ぜひ、ヒダノさんの太鼓をじっくり楽しみたい」という声に応えて流山文化のまちづくり実行委員会が企画したものです。

 太鼓奏者のヒダノ修一さんは、1989年にデビューし、世界25か国で約2,200回の公演を行っています。あらゆる音楽に精通し、異ジャンルとのコラボレーションを得意とし、その完成度は国内トップを誇っています。平成22年には、世界のトップアーティスト、スティービー・ワンダーのアジアツアーに参加。デビュー20周年記念公演を、横浜(平成21年)とロサンゼルス(平成20年)で開催。平成20年、天皇皇后両陛下の御前で演奏。FIFAサッカーワールドカップは、日本人初の2大会連続で公式閉会式に出演。神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞奨励賞などを受賞されています。

 ベースの高橋ゲタ夫さんは、昭和51年にレコードデビュー。高中正義、オルケスタ・デル・ソル、日野晧正をはじめ数多くのセッション&レコーディングに参加。森村献、NORA(ノラ)と共にキューバ、 メキシコ他、中南米4か国公演。熱帯ジャズ楽団NY公演など海外公演も多く、その傍ら井上陽水、徳永英明等のツアーにも参加。平成11年より「ゲタイート デル ソン」をスタートさせ、Featuring Vocalist・寿永アリサのデビューアルバムをプロデュース。平成13年「ピンクボンゴ」に参加し、平成20年までに3枚のアルバムを制作。「ザ・ローライダース」、「クリスタル・ジャズ・ラティーノ」などで各地を沸かせています。


津軽三味線の小山豊さん

 津軽三味線の小山豊さんは、幼少より、津軽三味線小山流宗家(祖父)の小山貢翁に師事。現在、家元・小山貢(父)の元、小山流三代目として国内・海外で伝統文化(古典民謡)の普及に努めています。平成15年にはインストゥルメンタルバンドSootheを結成。枠にとらわれない独自のスタイルで、既存には無いクリエイティブなサウンドを生み出し続けています。CM、ゲーム音楽のレコーディングや、テレビ出演。様々なアーティストのLIVE(ライブ)へのゲスト出演等、その活動の幅は広く、多方面のジャンルにおいて意欲的に活躍しています。

 同じく津軽三味線の浅野祥さんは、平成2年3月生まれの21歳。仙台出身。5才の時祖父の影響で三味線を手にし、本格的に 津軽三味線を始めました。 津軽三味線全国大会の最年少記録を次々に更新し、平成16年には同大会最高峰であるA級の部で三連覇を達成。 平成19年、ビクターよりファーストアルバム「祥風」でメジャーデビュー。 平成22年リリースのサードアルバム「Believe」は作曲家大島ミチルプロデュースで全編フランス収録。津軽三味線の可能性を広げる存在として、注目を集めています。現在、慶応義塾大学総合政策学部に在籍中。

 和楽器らしく「こきりこ節」で始まったこの日のコンサートは、2曲目では「マイフェイパリットシングス」で津軽三味線のバチ捌きを堪能。「テイクファイブ」などのジャズナンバーを経て、客席にご家族連れが多かったこともあり、「クリスマス・メドレー」も演奏。客席の盛り上げ名人・高橋ゲタ夫さんのリードで「ヴィーナス」を合唱。そして、和太鼓ソロでは、NHK「おかあさんといっしょ」にも出演されていたヒダノさんらしく和太鼓を解りやすく解説し、高度なテクニックを披露されました。


津軽三味線のクリスマス・メドレーなども

 小山さんと浅野さんの津軽三味線のコーナーでは、津軽民謡メドレーから東日本大震災の被災地への想いを演奏と歌声で訴え、大きな拍手が贈られていました。力強くソーラン節を歌うと「エンヤードット」という掛け声が客席から自然にわきあがり、エンディングでは、客席総立ちで踊ったり、手拍子をとったりと盛り上がり、アンコールの掛け声や拍手が鳴り止みませんでした。


200人を超すファンが詰めかけました

 会場のアンケートには、「ぜひ、もう一度、和太鼓や津軽三味線のコンサートを」という声が寄せられていました。ステージをクリスマスらしい花で飾ってくださったのは、流山のアロマセラピー講師・鈴木寿知子さん。ボランティアで、ポインセチアを中心に和風に活けてくださったものです。ステージの最後には、流山の産品のひとつ「みりん」のセットをクリスマスらしくラッピングしたプレゼントが実行委員会の皆さんから一人ひとりに手渡されました。

 今回のヒダノ修一SUPER太鼓SESSION(スーパー太鼓セッション)を企画した流山文化のまちづくり実行委員会では、2012年1月3日(火曜日)午後1時30分から流山市生涯学習センターで「新春初笑い 笑って健康!お笑い大行進15」を開催します。会場では、福袋が当たる抽選会も行われる予定です。また、1月15日(日曜日)午後5時から流山市文化会館で「流山市平和都市宣言25周年 東日本大震災チャリティコンサート INORI(祈り)~クミコ」を開催します。お問い合わせは流山市生涯学習センター(電話:04-7150-7474)へ。


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