ぐるっと流山 「第6回音読・朗読発表会」

ページ番号7306 更新日 平成23年12月5日

250人を超える生徒が参加しました

子どもたちの発表

 12月3日(土曜日)、南流山センターで「第6回音読・朗読発表会」が行われ、市内11の小中学校から18グループ、合わせて250人を超える児童・生徒が参加しました。「音読・朗読発表会」は、"言葉と心を声にのせて~"を表題に、平成18年から毎年開催されています。流山市では、平成17年に教育委員会が市独自の副読本「音読ながれやま」を作成したのをきっかけに、各小中学校で音読教育が盛んに行われるようになりました。


中学生の発表

 この日、子どもたちが披露したのは、「桃太郎」(小山小3年)、谷川俊太郎「朝のリレー」(八木中1年)、宮澤賢治「オツベルと象」(東深井中1年)、東日本大震災を題材にした「明日の自分を夢みて」(新川小6年・北部中1年)などさまざま。それぞれのグループが日頃から練習を重ね、心を一つにして読み上げる声がホールに響き渡りました。


ゲスト出演の大学生・高校生

 ゲストとして出演したのは、北部中学校出身の大学生・高校生合わせて4人で構成した「流星朗読会」。北部中在学時からNHK放送コンクールや青少年主張大会で活躍した面々です。大震災と原発事故を受けて作成された詩集「命が危ない 311人詩集」から数編を取り上げ、「小中学生の皆さん、私たちはこれから何と共に生き、だれと共に生きていくべきか ― これから日本を創っていく私たち若者の宿題について一緒に考えましょう」と語りかけました。読み手の思いと声が聴く人々の心に沁みわたり、会場では涙を浮かべる人の姿も見られました。


フィナーレ

 会の最後には、参加者全員による群読。今年10月23日に同センターで講演会を開いた詩人・工藤直子さんの「おおぞらのグー・チョキ・パー」(「のはらうたV」(童話屋)より)を声高らかに読み上げました。会を主催した「流山市子どもの読書推進の会」の伊藤基会長は、「回を重ねるごとに、発表会の内容が充実してきました。今日も、一生懸命に取り組む子どもたちの姿に感動しました」と話されました。後田教育長からは「音読、朗読への取り組みが、流山市から全国へ広がっていってほしい」との話がありました。


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