ぐるっと流山 緊急消防援助隊の第10・11次隊報告会

ページ番号7181 更新日 平成23年4月28日

 緊急消防援助隊の第10・11次隊  相馬市と南相馬市で活動

緊急消防援助隊千葉県隊の写真

 4月27日、緊急消防援助隊千葉県隊として福島県福島市に派遣されていた消防隊と救急隊による、活動報告会が市長室で行われました。緊急消防援助隊は震災開始から3日後の3月14日から被災地で活動しており、今回の報告会は第10次隊(4月13日から17日)と11次隊(4月17日から21日)によるものです。


市長と緊急消防援助隊千葉県隊の写真

 流山市は救急救命隊と後方支援隊として参加。福島県の消防学校をベースキャンプに、学校の敷地内に設営したテントで野営しながら、南相馬市と相馬市で活動しました。救急救命隊は救急の要請があった場合に、病院などの医療機関へと患者を搬送します。また、医師と看護師などとともに、屋内退避している方や病院へ行けない方などの家への訪問診療なども行いました。


市長と緊急消防援助隊千葉県隊の写真

 後方支援隊は、被災地で活動する隊が円滑に業務を遂行できるように、現地での生活をサポートします。食事の準備や燃料の供給、テントの設営、管理など業務内容は多岐に渡ります。現地では悪天候も続きましたが、テントの浸水対策などするのも後方支援隊の仕事です。


話をする市長と緊急消防援助隊千葉県隊の写真

 「現地では『ありがとう』と声をかけられることも多かった。私達だけがいるだけでも、安心感を与えられているのかなと感じた」とは後方支援隊として参加した消防士。別の消防士からは「被災地の被害は大きいが、それでも皆さん前を向いてがんばっている人たちはたくさんいた。少しでも役に立てれば」と復興へ向けて歩み始めている現地の状況が伝えられました。報告を受けた井崎市長は「復興へは長期的な戦いになる。皆さんの活躍が、復興のための大きな役割を果たしたことを誇りに思う」と話しました。


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