ぐるっと流山 被災地での活動を報告

ページ番号7169 更新日 平成23年4月5日

被災地で人命検索や救急活動 派遣された消防職員から活動報告

市長室で活動報告会

 4月5日、緊急消防援助隊千葉県隊として東日本大震災の被災地に派遣されていた消防隊や救急隊による、活動報告会が市長室で行われました。第1次部隊8人は、震災発生から3日後の3月14日に出発、被害の大きかった岩手県陸前高田市に向かい、現地では人命検索や後方支援などの任務に当たりました。


陸前高田市で救出活動に当たる隊員

 17日からは、2次部隊の8人が交代で同じく陸前高田市に派遣され、さらに3次・4次部隊として救急隊6人がそれぞれ福島県で救急要請に応じました。報告会では、それぞれの隊が、ケガ人もなく無事に任務を終了したと報告がされました。井崎市長からは、「凄惨な状況の中、また原発事故による不安が広がる中での活動に、敬意を表します。皆さんの勇気ある活動は流山市の誇りです」と感謝が伝えられました。


井崎市長に現場での体験を語る隊員

 隊員たちからは、「これまで学んできた状況とは全く違った」「テレビでは見ていたが、実際に現場に立つと大きな衝撃を受けた」「厳しい状況では仲間との信頼が重要だと改めて認識した」「寝たきりの患者さんを被災した病院から搬送した。生き残った命の大切さをかみしめた」などの想いが語られましたが、なかには現場を思い起こしてか涙ぐみながら話をされる隊員もいました。


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