ぐるっと流山 ハンドボールチーム「流山ハンドボールクラブ」

ページ番号7166 更新日 平成24年2月6日

千葉県新人戦大会で見事優勝  市内小学生のハンドボールチーム

新人戦で優勝

   市内の小学生のハンドボールチーム「流山ハンドボールクラブ」が、1月29日に行われた千葉県小学校新人戦大会(4・5年生)で見事優勝を飾りました。同クラブは、江戸川台小学校などで練習しているハンドボールクラブで創部3年。東深井小学校や江戸川台小学校の生徒を中心に、近隣の小学生男女33人が所属しています。


豪快なシュート

  チームは、昨年12月に行われた小学4年生以下の「U-10大会」県大会でも優勝しています。チームを指導する高橋鉄さんは、普段は県立特別支援学校流山高等学園で教鞭を執る先生ですが、千葉県ハンドボール協会常任理事、順天堂大学女子ハンドボール部監督などの肩書きを持ち、昨年の山口国体では成年女子チームの監督も務めています。


優勝カップを披露

  2月4日に江戸川台小学校グラウンドで行われた練習では、最初に高橋さんが新人戦の優勝カップを披露。チームをねぎらった高橋さんでしたが、一人ひとりの名前を挙げながら「シュートをもっと高い位置から打った方がいいよ」などと個々の技術的な指導も忘れません。また、チームとしての注意点や、個々の良いところや改善点の字幕が入った試合のDVDを回して、問題意識をチームで共有し考えるプレーをできるようにしているといいます。


練習もシュート練習中心で

  ハンドボールの良いところは、ゴールキーパーも含め、だれもがシュートを打ってゴールを狙えるチャンスがあることで、豪快なシュートを決める爽快感が魅力だそうです。また「走る。跳ぶ。投げる」という総合的な運動能力が鍛えられることも小学生にはもってこい。テレビ番組「スポーツマンNo.1決定戦」で総合優勝もしているプロの宮崎大輔選手を見ても納得です。


低学年向けにも練習を工夫

  練習では、低学年向けには小さいボールを使うなど、独自の方法も取り入れているそうで、高橋さんは「ボールをつかめないとシュートもしづらいしハンドボールの楽しさが半減してしまいます。また、シュートフォームなどを低学年のうちに身に付けておく効果もあります」と、楽しく、かつ高学年になって結果も残せるような練習を心がけているそうです。


ポストプレーやかわす技術も身に付けます

  実際にこの日の練習でもシュート練習が中心。色々なポストプレーや、フェイントなどゴールを決める技術を中心に練習していました。子どもたちは、真剣でありながら和気あいあいの楽しい雰囲気。高橋さんによれば、自分たちで何をすれば良いか分かっているそうで、特に指示しなくても自分たちで基礎の練習を始めているといいます。シュートを次々と止めるGKの久保田要くん(東深井小5年)に、怖くない?と聞くと「もう慣れちゃいました。試合で相手の強烈なシュートを止めた瞬間が最高に気持ちいい」と話していました。


強烈なシュートもしっかりガード

  昨年3月に友人に誘われて入部した東深井小6年・森海斗くん。以前から習っている空手と並行して続けているそうですが、今ではハンドボールが楽しくて仕方ないといいます。母・裕子さんは「当初は大変だろうと思いましたが、本気ではまってしまったようですね(笑)。練習への取り組みや勝った時の嬉しさなど、個人競技とはまた違った良さがあり、チーム競技をやらせて良かったと思っています」と話してくださいました。


敵をかわしてシュート!

  監督の高橋さんは「全身を使いゴールを豪快に決めたときの爽快感は格別で、パワーがありあまっている小学生たちには発散にもなるし健全育成にもなります。サッカーで有名なスペインのバルサはハンドボールもクラブチームがあり、日本も地域に根付いた色々なスポーツの選択肢が広がると面白いと思います。ゆくゆくは中学生のチームも作っていきたいですね」と話してくださいました。


高橋さんと4・5年生チーム

  流山ハンドボールクラブの練習は、主に日曜(13時30分~16時30分)に江戸川台小学校グランドで行っており、土曜と火曜(西深井小学校の場合もあり)には自由参加の練習も行っています。興味をお持ちの方は、電話で高橋さん(電話7155-7174)へ。今年の目標は、6月に始まる県大会優勝。そして初の関東大会、全国大会です。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ